Googleドライブのフォームを利用すると、次のようなアンケート調査や小テストを容易に実施することができます。

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回答者(解答者)は、パソコン、スマートフォン、タブレット端末などにインストールされたWebブラウザを利用して設問に答えます。その結果は、Googleドライブのファイルに自動的に記録されるため、手作業による集計が不要になります。

以下に、フォームの作成手順を次の順に図解します。
 1.Googleアカウントの作成
 2.Googleドライブにログイン
 3.マイドライブを表示
 4.メニューを選択、フォームの作成開始
 5.フォームの初期状態
 6.タイトル(題名)を設定
 7.質問を設定①(氏名欄の作成)
 8.質問を設定②(学生番号欄の作成)
 9.質問を設定③(感想回答欄の作成)
 10.確認ページの設定
 11.フォームのURL(アドレス)を送信
 12.テーマを変更
 13.回答先を選択
 14.アンケート及び小テストの実施
 15.回答結果の確認
 16.アンケート及び小テストの終了
 17.結果のダウンロード

1.Googleアカウントの作成
まず、Googleアカウントを取得してください。既にGmailなどのGoogleが提供するサービスを利用していれば、Googleアカウントは取得済みです。
Googleアカウントは、次のリンクページにある「アカウントを作成」をクリックして登録してください。
 Googleアカウント

2.Googleドライブにログイン
Googleドライブのサービスにログインします。
 Googleドライブ

3.マイドライブを表示
マイドライブが表示されます。これまでに作成したファイルがあれば、一覧表示されます。

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4.メニューを選択、フォームの作成開始
「新規」をクリックします。プルダウンメニューが表示されるので、「その他」-「Googleフォーム」を選択します。

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5.フォームの初期状態
初期状態のフォームが表示されます。この画面上でタイトル、質問の追加、設定などを行います。
タイトルや質問は後で追加、修正、削除などができますが、過去の回答データとの整合性がなくなる可能性があるため注意してください。

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6.タイトル(題名)を設定
フォームのタイトルを設定します。初期状態は「無題フォーム」なので、分かりやすい名前に変更します。このタイトルが、マイドライブの一覧やフォームの名称として表示されます。
ここでは、「小テスト-2014-09-06」に設定しました。

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7.質問を設定①(氏名欄の作成)
氏名を回答するための質問を設定します。
まず、「質問のタイトル」に「氏名」と入力します。「補足文」は空欄で構いません。

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次に、「質問の形式」を選択します。初期値は「ラジオボタン」です。
氏名欄ではテキストの入力を行うため、「テキスト」を選択します。

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「質問の形式」に「テキスト」が選択されました。
必要があれば、「必須の質問」をチェックします。チェックしなければ、任意の回答欄になります。
追加の質問があれば「アイテムを追加」をクリックします。質問がなければ「完了」をクリックします。
一度「完了」しても、再度「アイテムを追加」をクリックすることで、新たな質問を追加できます。
ここでは、「アイテムを追加」をクリックします。

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氏名欄の設定ができました。次の質問を続けて設定します。

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8.質問を設定②(学生番号欄の作成)
学生番号を回答するための質問を設定します。設定方法は、氏名欄と同様です。

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学生番号欄の設定ができました。次の質問を続けて設定します。

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9.質問を設定③(感想回答欄の作成)
感想を回答するための質問を設定します。
「質問の形式」に「段落テキスト」を選択して、長い回答が入力できるように設定します。
「必須の質問」のチェックを外し、任意の回答欄にしてあります。
最後に、「完了」をクリックします。

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感想回答欄の設定ができました。
出席の確認などに利用できる、必要最小限のフォームが完成しました。

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10.確認ページの設定
回答者が回答結果を送信した直後、画面に「確認ページ」が表示されます。このページの設定を行うことができます。
初期状態では、1番上の「別の回答を送信するためのリンクを表示」がチェックされています。他の項目も含めてよく検討した上で、アンケートや小テストの内容によってチェックを付け直してください。
設定次第で、他の人の回答が閲覧可能な状態になることもあるので、十分注意してください。
ここでは、すべてのチェックを外しています。

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アンケートや小テストの実施時には、回答結果の送信後に次のような「確認ページ」が表示されます。

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11.フォームのURL(アドレス)を送信
フォームを利用してアンケートや小テストを実施するためには、何らかの方法で回答者にURLを知らせる必要があります。
教室で利用する場合、次のような方法があります。
 1.板書で指示
 2.プリントして配布
 3.メールで送信
 4.Webページでリンク
 5.ファイル共有

これらの中で、「1.板書で指示」と「2.プリントして配布」が、オーソドックスな方法です。ただし、回答者はURLを手入力することになるため、URLが長いと間違いやすくなる欠点があります。
一方、回答者全員のメールアドレスが分かっている場合は、「3.メールで送信」が最も簡単な方法だと言えます。
また、「4.Webページでリンク」は、ブラウザ上でリンクをクリックするだけでフォームを表示することができますが、事前の準備とWebページの知識が少し必要になります。
最後の「5.ファイル共有」は、URLを記入したファイルを作成しサーバーにアップロードするだけなので、ファイル共有が利用可能であればお手軽な方法です。

ここでは、「5.ファイル共有」でアップロードするためのファイルを作成してみましょう。
まず、ページの下方にある「確認ページ」の中の「フォームを送信」をクリックします。

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「フォームを送信」が表示されます。
「共有するリンク」のURL部分をクリックすると「Ctrl+Cを押してコピーします。」と表示されるので、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「C」キーを押してください。これで、URLがクリップボードにコピーされました。「×」をクリックしてウインドウ閉じてください。
後は、メモ帳などを開いて、URLをペースト(貼り付け)します。

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詳しい説明は省略しますが、「メールでフォームを送信」を利用すると、Gmailを利用してURLを送ることができます。アドレス帳に宛先を登録するなどして、手間を省くことが可能です。

12.テーマを変更
フォームのテーマを変更します。デフォルトのテーマをそのまま利用してもよいのですが、非常にシンプルなので用途に応じてテーマを使い分けると効果的です。

メニューから「テーマを変更」を選択します。

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画面の右側にテーマの一覧が表示されます。
フォームに適用するテーマを選択します。テーマは後で自由に変更できます。
少し難易度は上がりますが、自分なりにカスタマイズすることも可能です。

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13.回答先を選択
フォームで回答した結果は、Googleドライブのファイルに自動的に記録されます。今回作成したフォームと、その回答が記録されるファイル(回答先)との関連付けを行います。

メニューから「回答を表示」を選択します。

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「回答先を選択」が表示されます。
通常、表示される内容を変更する必要はありません。このまま「作成」をクリックしてください。
ただし、一度設定を行うと、次からはこのウインドウは表示されません。もし、何らかの原因で表示された場合は、設定内容を確認してください。

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回答先で指定したスプレッドシートが、自動的に作成された後、表示されます。
ここでは、「小テスト-2014-09-06(回答)」が表示されました。

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14.アンケート及び小テストの実施
回答者は、フォームのURLを受け取ったら、タブレット端末やパソコンなどのWebブラウザを使ってフォームにアクセスします。ファイル共有などを利用して、URLが記入されたファイルを受け取った場合は、コピー・アンド・ペーストでWebブラウザのアドレス欄に貼り付けます。
端末のWebブラウザには、次のようなフォームが表示されます。

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回答者は、各設問に答えた後、「送信」をクリックします。
送信が完了して、Googleドライブのファイルに回答が記録されると、次のウインドウ(確認ページ)が表示されます。

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15.回答結果の確認
作成したフォームとその回答先のスプレッドシートが、マイドライブに一覧表示されます。
結果を確認するため、スプレッドシートの名前部分をダブルクリックして、シート全体を表示させます。

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「小テスト-2014-09-06(回答)」が表示されました。ここでは、1件の回答が自動的に記録されています。
詳しい説明は省略しますが、MS Excelなどの表計算ソフトに関する知識があれば、集計、採点、グラフ化などの処理をリアルタイムかつ自動で行うことも可能です。

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16.アンケート及び小テストの終了
作成直後のフォームは、回答を受け付け可能な状態です。ただ、フォームのURLを回答者に送信するまでは、答えることはできません。
また、一定の時間が経過した後に、回答の受付を終了したい場合があります。このときは、手動で次の操作を行ってください。

メニューから「回答」を選択します。プルダウンメニューが表示され、現在「回答を受付中」であることが分かります。この「回答を受付中」を選択して、回答の受付を終了することができます。

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回答の受付を終了すると、フォームの先頭に次のメッセージが表示されます。

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回答の受付を再開したい場合は、メニューから「回答」-「回答を受け付けていません」を選択します。
メニューの表示が「回答を受付中」に変わり、フォームは回答を受け付け可能な状態に移行します。

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17.結果のダウンロード
Googleドライブにあるスプレッドシートは、そのままGoogleドライブ上で保管することもできますが、パソコンなどにダウンロードすることも可能です。ダウンロードしたファイルは、MS Excelなどのソフトを使用して自由に加工できます。

メニューから「ファイル」を選択します。「形式を指定してダウンロード」-「Microsoft Excel(.xlsx)」を選択するとMS Excelで読み込める形式で保存されます。

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