9月22日(土)に、第12回平大認知症カフェ(みゆきよりみちかふぇ)を開催しましたところ、155人もの方々にご参加頂けました。ありがとうございました。福山市高齢者支援課長さんをはじめ、福山市社会福祉協議会のコーディネーターの皆様、岡山県総社市の保健師さん、公益社団法人認知症の人と家族の会広島県支部福山市地区の会員の皆様、大勢の介護者の皆様や学生さんたち等が関心をもって集まってくださいました。

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 学びの時間(講演)はまず、平大認知症カフェ連絡講義会門井善敬代表の挨拶。その後、講師の藤田和子さん(一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループ代表理事)と聞き役の福祉学科教授の中司登志美が登壇し、対談形式で講演が行われました。

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 藤田さんからは「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という思いで、日本認知症本人ワーキンググループを結成したことや、ご自身がアルツハイマー病と診断される前後の様子、今診断から10年余り経過してどんな症状があって、どんな工夫をして生活をしているかという話がありました。日にちや曜日、時間等の時間感覚が不確かになっているので、携帯電話の画面でいつも確認していることや、友人や周囲に自分が認知症になったことを公表してから支援を受けて生きやすくなったこと、頭痛や脳疲労があるので活性化と言われるが、休養が不可欠であること等具体的なお話しでした。

 講演が終わって藤田さんが壇上から降りると、現在家族を介護していらっしゃる方々が次々と集まってこられ、「母の気持ちや母が言っていることは正しいと分かりました」「夫の介護をしていますが、胸に届くお話しでした」「とても認知症の人には見えません。認知症になっても普通に暮らしていけるのですね」と話しかけて、熱心な語らいが続きました。

 認知症になったら終わりではありません。早期診断と早期対応があれば笑顔で暮らしていけることを、言葉と自らの姿で藤田さんは私たちに伝えてくださいました。

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