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福祉と心理のかけ橋に! 福祉学科の中嶋裕子先生が公認心理師の国家試験に合格!

2021/04/28福祉学科
福祉学科の中嶋先生が公認心理師の国家資格を取得されました。心理職も福祉職も対人援助の専門職ということで、共通する点も多いと思います。福祉学科の中嶋先生に公認心理師の取得のきっかけや、勉強方法等について聞いてみました。


Q1今回心理系の国家資格である公認心理師の資格を取ろうと思ったきっかけを教えてください。

ソーシャルワーカーは人々の生活上に立ち現れた様々な課題にアプローチして共に解決を目指しますが、課題を分析し、共に解決するためには、対象になる方(クライエント)の心情の理解やケアもまた不可欠です。

公認心理師の資格取得の過程における学びがより深い人間理解につながると考え、資格取得を目指しました。

Q2受験勉強において大変だったことがあれば、教えてください。

勉強時間の確保です。夜や週末の隙間時間を使って勉強しました。

Q3多く資格をお持ちの中嶋先生ですが、資格試験の受験勉強のコツがあれば学生にアドバイスしてください。

全く初めて触れる内容ではないことから、過去問を基本に学びを深めていきました。関係する言葉、理解できなかった概念などを調べて理解し直すという作業を繰り返しました。大事なことは理解することなので、問われ方が変わっても正しい答えが導き出せるように理解して覚えることが大事だと思います。

Q4公認心理師の資格取得は、授業にどのように活かせそうですか?(活かしていますか?)

私は、心理学をはじめ、精神保健福祉士の養成科目を多く担当していますので、公認心理師の資格を取得する過程での学びを授業内容にも反映し、人の精神、心理を理解しようとする姿勢の重要性やその方法について深く多面的に伝えられるように努力しています。

Q5福祉専門職や福祉を学ぶ学生が心理学を学ぶ意義について教えてください

心理学には人間を理解するヒントがたくさんあります。その学びから目の前のクライエントをより深く理解することができ、より良い支援に結び付けることができます。

また、人間の心のメカニズムを知ることで自分自身や他者との付き合い方、課題への対処の方法、心構えなど、より充実した人生を送る方法を知ることもできます。

なんといっても、心理学は日常に活かせる面白い科目です。

Q6 次に目標にされている資格はありますか?

これからの目標はこれまで取得した資格を活かしながら、学びを学生や社会に還元することです。

Q7社会福祉士、介護福祉士の国家資格の受験を控える学生さんたちに一言お願いいたします。

学びはじめは一体何のこと??と思うような言葉や概念がでてきて戸惑うこともあると思います。しかし、その度に理解して学びを深めていくと、知識がつながり始め、勉強の時間が楽しくなってきます。そこまではちょっとしんどいけれど、それを超えるととても楽しくなってきます。

「資格を持って、自信をもって対象者を支援できる私」をイメージして今の学びを楽しんでください!

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