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【授業紹介】職場で働く人(ヒト)のマネジメント〜人的資源管理論〜

2021/06/11経営学科

授業紹介シリーズ1回目の今回は,人的資源管理論(担当:江口)という科目を紹介します。科目名だけ見ても,どんな内容なのか分からない人も多いと思います。

経営学では,「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を経営資源と呼んでいて,これらの経営資源を組み合わせることでお客さんに売る商品や提供するサービスを作り出しています。
「ヒト」というのは会社で働いている従業員のことで,どういう風に「ヒト」をマネジメントすれば,うまく会社を運営していけるかを考えるのが人的資源管理論  です。

「管理」という言葉から,何かルールで従業員をギチギチに縛って,無理矢理働かせるようなイメージを持つ人もいるかと思います。
ですが,ブラック企業と言われる会社はともかく,普通の会社では決してそういうことはやりません。

皆さんも経験があると思いますが,何かを無理矢理やらされることほどつらいものはありません。給料を貰うとは言っても,仕事も同じです。
やる気が無い従業員に無理矢理仕事をやらせても,効率が悪くなったり,ミスが多くなったりして,結果的に会社が損をすることが数多くの研究から分かっています。
ですが,ほったらかしにしておくとサボってしまうのも人間ですから当然です。

そこで人的資源管理論では,どうやったら従業員が気持ちよく働いて,会社に利益をもたらしてくれるかを考えます。

 

みなさんも,あと何年かすると社会出て働くことになるはずです。人的資源管理論を勉強することで,自分が会社の中でどういう風にマネジメントされるのか分かるはずです。


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