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【こども学科】オーガニックな教育環境って何?本物に学べる魅力

2021/06/11こども学科

この1週間ほど梅雨らしくない暑い日が続いていました。

福山市や近隣の人たちは普段あまり自覚していないと思いますが、この地域は日本でも有数の「晴れ」が多い地域です。
お隣の岡山県も「晴れの国 岡山」というキャッチコピーを使っています。
そして、内海に面したこの立地は、よく「地中海」にも例えられます。
岡山県の牛窓は「日本のエーゲ海」というコピーを早くから謳っていました。
福山も「バラの街 福山」と言われますが、カラッと晴れた鮮やかな気候は確かに地中海的な印象を与えます。

学内では,今いろいろな植物が暑さに負けずに咲いています。
保育内容(環境)や生活科、理科ご担当の足立先生が、沢山写真を撮ってくれました。


これはノウゼンカズラ。とても夏らしい、情熱的な印象を人に与えます。


黄色の花はガザニアです。

このような色の花は,まさに「夏」を連想させられますね。

では、今度は質問してみます。
この花(↓)の名前わかりますか?


少し画面を引いてみるとわかるでしょう。

そうです。アジサイです。梅雨を象徴するアジサイの花もキャンパスで咲き始めました。


こちらは日本的な感じの花ですね。
ただ,多くの人が花だと思っている全体像はガク(装飾花とも呼ばれる)で,
花(真花とも呼ばれる)はガクに包まれた中心部にあります。

アジサイをはじめ植物たちは、私たちに「四季」を感じさせてくれます。
「ああ、今年もアジサイの咲く時期なんだな。」という何気ない発見は、
理科学的な地球の公転から、情緒的な学び、あるいは人間は自然とどう関わりながら生きていくべきか、
といった社会科学的なことまで教えてくれます。

ただ「きれい!」で終わらせるのでなく、このようなことに気が付く、目が行く「子ども」を育てることは、新しい学習指導要領で打ち出された「ものの見方・考え方」に通じるものです。
そして学生たちには「そういう子どもを育成できる保育者・教育者」に育って欲しいと考えていますし、この豊かな自然環境を学びにしっかりと生かしていきたいと考えています。

これから夏休みにかけて,オープンキャンパスも開催されます。
回目は残念ながらオンラインになってしまいましたが,今後,来校できる状況になったら,キャンパスのあちこちで咲き誇る美しい花々も是非鑑賞してください。


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