学科ニュース

オンライン平大認知症カフェ開催(7月17日)

2021/07/18福祉学科

717日(土)に、今年度2回目となるZOOMを利用したオンライン平大認知症カフェ(愛称:みゆきよりみちかふぇ)を開催しました。参加者は96人でした。

今回のゲストは、宮城県仙台市在住の認知症当事者の丹野智文さん(47歳)でした。39歳の時に若年性アルツハイマー病と診断され、日々自分の認知症の進行を感じながらも、認知症当事者が認知症当事者をサポートする様々な活動を作り出しているパイオニアです。

今回は仙台市の「オレンジドア」、病院内の「ピアサポート活動」、「認知症当事者の勉強会」、「運転免許について考える会」の成果や効果について詳しく教えていただきました。

丹野さんは、現在もネッツトヨタ仙台に在職中です。ここ2年間は、フィギュアスケートの宇野昌磨選手と同じくトヨタ自動車とプロ契約を結んで、認知症に関する講演活動が仕事になっています。

 

今回から、全体の司会進行は福祉学科3年生が行うことになり、角田さんと益岡さんがしっかり準備をして進めました。カフェ終了後には丹野さんからとても良かったとお褒めの言葉を頂戴しました。

平大認知症カフェは、大学のある御幸町の住民の皆様のための活動でもあります。そのため、事務局を大学教員が務めていますが、コロナ禍でオンラインとなったため、3つのサテライト会場(柳原集会所、正戸集会所、御幸公民館)を設け、ZOOM参加が不得手な地域住民も参加できるようにしています。今回はこのサテライト会場に25人の参加がありました。

サテライト会場の運営をサポートしてくださっているソフトバンク株式会社の全面支援と運営費を補助してくださっている福山市に感謝申し上げます。

次回は、918日(土)を予定しております。

「家族の会の活動を通して妻の介護を振り返る」と題して、現役介護者のお話をお聞きします。

ゲストスピーカーは三橋良博さん(認知症の人と家族の会神奈川県支部世話人・若年性認知症家族会彩星の会世話人)です。ZOOMによるオンラインで開催、参加費無料です。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

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