健康スポーツ科学科では,日本で初めて“Sports Medicine Australia”(SMA)と協定を結び

アスレティックトレーナー研修プログラムを開催しています。

 

14名の学生が参加した、本年度の「アスレティック・トレーナー演習」

オーストラリア・キャンベラの“Sports Medicine Australia”(SMA)で行われたトレーナー養成研修は、

座学だけでなく演習を通じて、トレーナーに必要な知識や技術を習得します。

 

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脳震とうやテーピング・マッサージ、応急処置の講義では、講師による説明の後に学生が自ら得た知識を実践しました。

事故発生時の初期対応、器具の使い方、処置のポイントや難しい点などを、知識と動きをリンクさせながら試行錯誤していきます。

どの講義でも、はじめにはひとつひとつ考えながら手探りでの作業だったものが、

最後には講師から“OK”をもらえるまで理解を深めました。

 

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研修の中では、学生がオーストラリアで実施されているトレーニングメソッドを体験する講義もありました。

SMA近くにあるキャンベラ大学に場所を移し、冬の終わりを告げる日差しの中、学生は息を切らしてトレーニングに励んでいました。

 

すべての研修を終え、学生にはSMAから修了証が渡されました。

はじめは緊張した様子の学生たちでしたが、最後にはお世話になった講師・スタッフの方々への感謝と共に、

皆で研修に参加できた喜びを分かち合いました。