学科ニュース

一れつ会の見学を行いました(7月4日)

2019/07/06福祉学科
福祉学科1年生の基礎演習の一環として社会福祉法人一れつ会の障害者支援施設、障害福祉サービス事業所である「せんだんの家」「いこいの家」「ほほえみ」「ウイズ」に行ってきました。



バスに乗って約10分、1年生全員が現地に到着しました。1年生代表の益岡さんから施設職員に向けて本日の見学の目標とともに挨拶を行いました。



「せんだんの家」「いこいの家」の説明を受けながら、利用者さんの暮らす生活空間や紙すきやさをり織りといった作業空間を見学することができました。工芸的な作業だけでなく、外部の企業から依頼された商品の検品や飼育動物のエサの袋詰めといった作業場面も学ばせていただきました。知的障がいのある人たちが暮らしやすくするため、作業しやすくするための配慮や職員の役割を聞くことができました。



「ウイズ」では印刷工場として地域の学校や企業の仕事をされている場面を、「ほほえみ」では日中活動の場面を学ぶことができました。そして、利用者さんたちがこれら事業所を利用していく中で年を重ね、高齢者となることで新たなニーズが生じてくることも教わりました。

一連の見学を終えてから、学生たちは施設職員の皆さんに質問をしました。時間が足りなくなるほどの質疑応答となりました。ちょうどお昼ごはんの時間となったので、利用者さんたちが作った野菜を使ったカレーライスをごちそうになりました。



最後に社会福祉法人一れつ会創立者の小林義和氏に向けて1年生代表の木山さんがお礼の挨拶をしました。「自分自身も障害者福祉分野に進みたいので、今回の見学がとても有意義でした」と、お礼の言葉を述べました。



前回の社会福祉法人松風会の特別養護老人ホーム見学に引き続いた見学プログラムでした。福祉学科では、このように地域の社会福祉法人や事業所と連携をとって、学生らに学びの場を提供しています。

文章:藤井宏明
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