福祉健康学部福祉学科

教育方針(3つのポリシー)

アドミッション・ポリシー (入学者受け入れ方針)

福祉学科では,「共感と共生」を基本にしたウェルビーイングの理念を柱に,互いの違いを理解し共感する心をもち,自立の支援・共生を可能にする専門知識と実践力を備えた福祉専門職を育成します。そのために,次のような意欲と熱意をもった人を積極的に受け入れます。

  1. 社会福祉及び関連分野に関心をもち,将来それらの分野において活躍するために専門知識や技術を学ぶ 意欲のある人
  2. 自分と他者の関係を大切にし,コミュニケーション能力を高めるための自己学修に意欲のある人
  3. さまざまなボランティア活動や社会貢献活動に積極的・主体的に参加し,実践力を高めるための行動ができる人
  4. 自分や他者の人権について高い意識をもち,人の幸せを支援することに生き甲斐を感じることのできる人

カリキュラム・ポリシー (教育課程編成方針)

福祉学科では、社会福祉の根底にある理念や哲学(価値、態度)、社会福祉の政策・制度論(知識)、および援助方法(技能)に関する科目と、人間力(知力、実践力、気力、体力、コミュニケーション力)を高め、社会で活躍しうる職業人を育成することを目的とする科目を配置します。
また、実習・演習科目を重視し、1年次生から4年次生まで系統的に実習できるように科目を配置し、多様な社会福祉実践現場で実習することにより、必要な知識、態度、技能を身につけます。

教育課程の編成
福祉学科ディプロマ・ポリシーを踏まえ、以下の教育課程を編成します。

  1. 福祉に関する十分な知識をもとに自らの進路選択ができるよう、福祉入門科目群を置きます。
  2. 社会福祉士国家試験受験資格を取得できるよう、ソーシャルワーク専門科目群を置きます。
  3. 介護福祉士国家試験受験資格を取得できるよう、ケアワーク専門科目群を置きます。
  4. 福祉に関する理解をより深めるために、応用専門科目群を置きます。
  5. 高度な専門性を身につけ、実践力を高めるために、高度専門科目群を置きます。
  6. 少人数教育を重視し、基礎から研究までの連続性を確保するために、ゼミナール科目群を置きます。

ディプロマ・ポリシー (卒業認定・学位授与方針)

福祉学科では、以下の素養を身につけ、所定の単位数を修得した者に卒業を認定し、学士(福祉学)の学位を授与します。

  1. 現代社会の諸問題と社会福祉の基本的な構造や機能、また人間の行動と社会システムに関する知見について理解できる。(知識・理解)
  2. 福祉現場で生じているさまざまな課題について論じ、適切な対応を考えることができる。(思考・判断)
  3. 人権と社会正義の原理に基づく社会福祉の援助観を理解し、福祉サービス利用者の置かれている状況に共感できる。(価値)
  4. 社会福祉の援助方法を理解し、現代社会に直面する社会問題を解決する援助者(ソーシャルワーカー、ケアワーカー)としての専門的技能を身につけることができる。(技能)
  5. 実践を省察し、自己の学習課題を明確にし、理論と実践を結びつけた学習ができる。(態度)

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