研究・産官学連携

寄付の種類

地方創生のための役所組織マネジメント活性化推進事業基金

代表:経営学部 教授 佐藤 幹

 地方を創生し,持続性ある社会を構築していくための主体はNPOや既存の自治組織などいくつかありますが,やはり地方自治体,その中でも市役所等の基礎自治体の役所組織が大きな役割を担っていることが,これまでの研究から分かってきました。
 地方創生のための喫緊の課題の1つは,より少ない経費でより大きな効果をもたらすような役所組織のマネジメントの改善です。
 そこで,我々は備後都市圏内の規模の大きな複数の市役所に聴取調査に赴き,市役所組織内のマネジメントの状況を把握し,効率的で効果的なマネジメントの方法を明らかにすることにより,地方創生に資することを目的としています。

地方創生のための役所組織マネジメント活性化推進事業基金
基金の使途
  • 複数の市役所への聴取調査にかかる諸経費
  • 研究成果を備後圏内に広めるための促進にかかる経費

備後地域における福祉人材確保の研究のための基金

代表:福祉学科 伊藤泰三

 人口減少化の日本にあって、様々な産業で人手不足が顕在化しているが、福祉分野においても同様の状況である。例えば、厚生労働省は、2025年度に介護職員が全国で約38万人不足するという推計を行なっている。このような情勢に鑑み、様々な養成機関や各福祉施設においても様々な取り組みを行なっているが、改善にむけた結果が出ているとは言いがたい。
 そこで、先進的な取り組みを行なっている地域や施設、例えば医療福祉、音楽、アートを融合させたイベント・プロジェクトの運営を通じて福祉人材の確保の活動を行なっているNPO法人Ubdobe(ウブドベ)や、求人事業所が一体となって人材募集の試みを行なっている岡山県の取り組み等の実情を調査し、備後圏域での実現可能性について検討を行なうことや、備後地域においての養成機関や施設との連携のあり方、例えば都市部で増えてきている、介護福祉士等の取得希望者に奨学金を提供し、一定期間従事すれば返還免除となる奨学金の制度を運営している社会福祉法人のケーススタディを通した新たな形の連携の可能性の検討が考えられる
 また、人材確保の入り口の部分においてはさらなる高大連携による人材確保等の模索、具体的には近隣の福祉科や福祉コースを持つ高校でのニーズを把握し、授業の提供やカリキュラム作りのコンサルテーションを行うことが考えられる、以上のような取り組みを通して備後地域の福祉人材の充足に資するための研究や実践を行なうことを目的とする。

備後地域における福祉人材確保の研究のための基金
基金の使途
  • 先進地域の見学・調査に関する経費
  • 高大連携、福祉施設との連携事業に係る諸経費

備後地域共生教材開発基金

代表:福祉健康学部 こども学科

 様々な授業や課外活動を通じた学修の成果として保育・教育現場に資する“備後地域に根差した教材・教育プログラム”を開発することが、こども学科の考える地域創生の一つです。備後地域には豊かな歴史を背景に多種多様なものづくり文化が息づいています。備北や備南の美しい山並みを配し、穏やかな瀬戸内海を有する風光明媚な備後地域では、将来に続く世代が地元をさらに愛せるように、地域に根差した保育・教育のあり方を模索せねばなりません。そこで、こども学科では地元での様々なフィールドワークを通じて備後地域の歴史や文化を再発見すると共に、備後地域を題材にした絵本の作成やワークショップの実施など、備後地域を愛し備後地域の文化の継承や発展の礎となるような教材・教育プログラム開発を行うためのプロジェクト基金を募集致します。

備後地域共生教材開発基金
基金の使途(例)
  • 備後地域の歴史・文化・街づくりの学習・調査にかかる活動費
  • 備後地域を題材にした絵本などの教材作成の諸経費
  • 備後地域の保育・教育現場への成果物の還流を目的とした教材発表費用やワークショップの実施費用等

備後地域における世代間交流モデル開発プロジェクト基金

代表:看護学部 看護学科

 福山市の高齢化は急速に進行しており、既に65歳以上の高齢者人口は総人口の4分の1を超え、2025年度には高齢化率が28.6%に達すると推計されています。さらに、一人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯、認知症高齢者も増加の一途を辿っています。備後地域の皆様が高齢期になっても、社会的孤立とならず、健康で豊かな生活を営むためには、運動機能や認知機能を出来る限り維持することと、地域活動などの社会参加をすることができる社会環境を整えることが必要です。絵本の読み聞かせ実践は、受け手にとって活字離れ予防や集中力アップ、読み手への尊敬や感謝など様々な効果があります。読み手にとっては自尊心や自己効力感の高まり、身体効果(定期的な参加による身体活動の増進、発声法)や認知機能効果(記憶力や言語能力)があげられます。この効果を利用して、備後地域での世代間交流を活性化させるために、「大人のための絵本の読み聞かせプログラム」などを開講し、備後地域に根差した集いの場の提供を展開していきます。高齢者が社会参加を通して、生き生きと地域で生活できるための支援のための世代間交流モデルの開発プロジェクト基金を募集致します。

備後地域における世代間交流モデル開発プロジェクト基金
基金の使途(例)
  • 備後地域における世代間交流の場づくりの調査にかかる活動費
  • 絵本の読み聞かせにかかる諸経費
  • 教育現場や関係機関などと連携し、世代間交流を備後圏域に広めるための諸経費
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