研究・産官学連携

ご寄付のお願い

 福山平成大学は1994年に「地域社会に貢献する中核的人材の育成」をミッションに設立され、「地域社会に広く開かれた大学として、学問のみに偏重するのではなく、真理を愛し、道理を実践する知行合一の教育によって、人間性を尊重し、調和的な人格陶冶を目指す全人教育を行う」との創設者の宮地茂が掲げた建学の精神のもとに、約5,500人の卒業生を送り出して参りました。そのうちの多くの人材が備後地域を中心に、様々な地域で活躍しており、これも皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 少子高齢化と人口減少が急速に進みつつあるわが国にとって、地方創生は喫緊の課題となっており、備後地域もその例外ではありません。地方創生のためには、地域を支える人材の育成と、産官学が連携しながら地域経済をけん引する産業の発展やイノベーションに繋がるような研究を促進することが極めて重要です。備後地域は、世界展開しているオンリーワン・ナンバーワン企業が多い日本有数の産業集積地であります。本学としては、このような可能性に富む地域が求める人材の育成と研究力の強化が責務であり、たゆまぬ教育・研究環境の整備と地域との交流活動は欠かすことが出来ません。

 他方、私立大学を取り巻く環境は厳しさを増し、健全な財政基盤維持のためには財源の多様化が不可欠であります。もとより本学では、公的な外部資金の獲得、業務合理化による経費削減等の自助努力を進めておりますが、ご寄付、とりわけ地域の企業や個人からのご寄付は本学の教育・研究の向上に資するのみならず、地域と大学の絆を深める貴重な財政支援であると考えております。

 つきましては、上記趣旨をご理解の上ご支援・ご協力を賜りたく、お願い申し上げます。本学は、皆様のご厚誼を活かし、今後とも地域の発展のために全力を尽くす所存ですのでよろしくお願い申し上げます。

学校法人福山大学理事長 鈴木 省三
福山平成大学学長    冨士 彰夫

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