学科ニュース

新任教員インタビュー《黒木 貴人 講師》~前編

2021/04/13こども学科
こども学科では、この4月から黒木貴人講師が新しく着任されました。教職課程関連の授業や幼稚園教育実習などを担当下さる黒木先生は、静岡県出身ながら幼少期から広島カープの大ファンだとか…。
こども学科の印象や、ご自身のことなど、幅広くインタビューをさせて頂きました。黒木先生のお人柄を、2回にわたってお届けします!


■福山平成大学こども学科へのご着任、おめでとうございます。こども学科の学生や環境への第一印象はいかがですか?

 ありがとうございます。こども学科の学生さんですが、全体的に素直な感じがし、さすが将来教員・保育者を目指す人たちだ、と感じています。特に、学生リーダーの皆さんは自ら志願して後輩の面倒に当たっているということもあり、オリエンテーション期間中の働きぶりを見てとても頼りがいがあると思いました。自分は学生委員も仰せつかったので、これから色んな面で学生の皆さんと関わるのが楽しみです。また、学科の先生方にはとても温かく迎えていただき、感謝しております。
 まだまだ分からないことだらけですが、先生方に色々と丁寧に教えていただきながら、とてもスムーズに新たなスタートを切ることができております。学科長の三藤先生からは、「先生の研究室はすごくいいところだよ」と事前に伺っていましたが、研究室からのキャンパスの眺めは本当に最高です。いつも癒されながら仕事ができています。

■黒木先生の専門領域を教えて下さい。また、なぜその専門を深めたいと思われたのか、もしきっかけがあってなら教えて下さい。

 専門は教育学です。教育について研究したいと思った最初のきっかけは、高校の授業です。高校3年生の選択科目で、紛争が続く地域を特集する番組を見たことがありました。互いに争う地域のちょうど境に学校があり、そこでは互いの地域の子どもたちが楽しく学びあっていたのです。それを見たとき、「きっとこの子たちが大人になったとき、この地域の紛争が解決の方向に向かうのかもしれない」と思い、教育の可能性を感じました。その後具体的にどんな研究をしたいのか、大学時代は色んな本を読みました。進学した大学院では指導教員から「日本以外の国のことを研究したほうがいいのでは」との助言をいただいたこともあり、色々と考えた結果ロシアの教育について研究することにしました。社会主義から資本主義へという、日本とは全く異なる体制移行を経験したのがロシアです。そのような国の教育を研究することにより、これまでの研究ではあまり見えていないような示唆を得られるのではないか、との思いで研究を進めています。

黒木先生、ありがとうございました。さらに、黒木先生のインタビューは、《後編》に続きます。お楽しみに!
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