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【こども学科】キャンパス体験会担当教員インタビュー8月21日開催 小野順子先生

2021/07/16こども学科
皆さん、こんにちは。
次回の福山平成大学こども学科のキャンパス体験会は、8月21日㈯です! ぜひ、予定に入れておいてくださいね!

 8月21日に模擬講義を担当してくださるのが、こども学科の小野順子准教授です。
小野先生は、「発達に即した乳幼児の遊びの指導を体験しよう!」と題し、0歳から3歳くらいまでの乳幼児にふさわしいおもちゃに触れ、遊びの指導を体験します。そして、発達を考慮した指導法やおもちゃについて学ぶ模擬授業を行ってくださいます。

 せっかくなので、小野先生にインタビューさせて頂きました!

■こども学科はどんな学科でしょうか?
 「ちょうどいい」学科です。
1. 子どもに関する仕事につくために「ちょうどいい」
 子どもに関する職業である、小学校教諭・幼稚園教諭・保育士の3つの資格・免許が取得できます。
2. 学科の規模が「ちょうどいい」
 1学年が50人です。授業は専門によって分かれるので、保育・幼児教育の専門科目はだいたい30人くらいで講義や演習の授業を受けます。いろいろな人と関わることができ、また個別の指導もできる人数です。
3. 大学の立地が「ちょうどいい」
 福山平成大学がある地域は子育てに適した地域で、多くの教育施設・保育施設があります。こども学科では、大学ではなく地域の施設へ行く授業や地域の子どもたちに大学へきてもらう授業があります。実際に子ども達と触れ合い学ぶことができるのは、この立地のおかげです。
4. 学内の環境や設備が「ちょうどいい」
 キャンパスは広すぎると移動が大変です。逆に狭いと窮屈です。こども学科が主に使用する13号館は実践的に学べる教室が豊富です。また、芝生広場は、青い空と芝生が広がっているので、伸び伸びと大学生活を楽しむことができる「ちょうどいい」広さです。

■こども学科の学生には、どのように育ってもらいたいと思っていますか?
 いつも学生には「いい先生になってほしい。」と言っています。大学で単位をとれば、先生になる資格や免許を取得できます。でも、それだけでは「いい先生」にはなれません。目の前の子どものために、努力すべきことを努力することが大切と思います。それができる人になって欲しいです。

■先生の専門領域を教えて下さい。また、なぜその専門を深めたいと思われたのか、もしきっかけがあってなら教えて下さい。
 専門領域は、「幼児教育」です。高校生の時に松田道雄の「わたしは赤ちゃん」を読んだことが、きっかけです。赤ちゃんは言葉を話さないので、大人はその思いを推測し関わることの大切さに触れ、幼児教育を学びたいと思いました。

■学生時代に思い出に残っていることを教えて下さい。
 大学入学直後にアメリカのシアトルに行ったことです。叔父夫婦が住んでいたので、約2ヶ月間大学を休んで(当時の授業は1年間30回だったので、10回休めました。今では考えられません)叔父の家から現地のハイスクールに通いました。日本とは違う教育環境や多彩な人種など驚くことばかりでした。その後の人生に大きな影響があったと思います。

■趣味はお有りですか? もしあれば、教えて下さい。
 本を読むことです。文字を読むことが大好きです。読みかけの本が手元にないと不安になるくらい本が好きです。
小学校の時には、学校が閉まる時間まで図書室で読み、帰宅途中に歩いて読み、帰宅後も読んでいたので、1日に2~3冊は読んでいました。学校の図書室の本は全部読んだと思います。その中で思い出に残っているのは、4年生の時に読んだ松本清張の「けものみち」です。叔母に借りて読みました。人間の業の深さから落ちていく主人公の心の動きにびっくりした思い出があります。今も、人間の憎しみや悲しみを取り扱った小説が好きです。現在はまっているのは、道尾秀介と米澤穂信、伊坂幸太郎あたりです。

■最後に、こども学科への進学を考えている高校生の皆さんへのメッセージをお願いします。
 こども学科は、教育や保育の仕事を目指すのに「ちょうどいい」学科です。多くの友人と交わり、教員と親密に学ぶことのできるこども学科で、「いい先生になる」夢を叶えてください。そのために全力で応援します。
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