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【こども学科】こども学科教員の論文が学会誌に掲載されました古賀一博教授

2021/10/26こども学科
皆さん、こんにちは。
こども学科の古賀一博教授が学会誌で論文を発表されました。
タイトルは「我が国の学術行政及び教育行政の現状と諸問題 -日本学術会議の会員任命拒否事件の分析を通して」です。
高校生には少し難しく聞こえるかもしれませんね。
逆に何のことかわかったら、きっとあなたはニュースなどで社会問題についてよくチェックしているすごい人です。


古賀先生は広島大学を早期退職され、福山平成大学にご着任後2年目の先生です。
学内の役職としては、学長補佐、学部長補佐としてご活躍です。

今日はインタビュー形式で古賀先生について少しご紹介してみます。


Q:広島大学からご着任されて2年目となりますが、福山平成大学で勤められてどのような感想をお持ちですか?
A:本学は規模としては小規模な大学ですが、緑が豊かかつ起伏のないフラットなキャンパスで心地いいですね、

Q:今回学会誌にご提言された内容の主旨はどのようなことになりますか?
A:今日の大学(研究)や学校(教育)を取り巻く環境、特に制度的な環境が昔に比べて明らかに劣化してきていること、そしてそのことは政策主体者の責任にとどまらず、大学人、とりわけ教員養成に携わる我々にも責任の一端があるのではないか、との指摘をいたしました。

Q:こども学科の学生については、どのようにお感じになられていますか?
A:全体として素直で純真ですね。あえて課題を指摘すれば、主体性、自律性が少し不足しているのでは。

Q:こども学科の学生にエールをお願いいたします。
A:将来の教育者、保育者を目指すみなさんは、自分自身が主体的、自律的存在でなければ、指導対象であるこども達が主体的、自律的に成長するわけがありません。どうぞ自分自身、そして自分を取り巻く様々な環境を客観的に批判分析できる『学び続ける存在』になってください。

Q:高校生の皆さんにお話ししたいことなどありましたら、お願いいたします。
A:こども学科は、このような専門職者として十分な力量を備えた教育者、保育者の育成をその目標としています。是非こども学科で一緒に学び、優れた教育者、保育者となって将来日本のこどもたちのよき「お手本」になってくださいね。

今日はこども学科の重鎮として古賀一博先生に登場して頂きました。

ではまた!

 



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