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【経営学科】「地域マネジメント」の授業でフィールドワークを実施しました

2022/08/31経営学科

「地域マネジメント」という授業は,人口の減少や産業の空洞化など,地域活性化が重視されるようになってきた社会的背景について学ぶとともに,グループワークやフィールドワークを通して,具体的な地域活性化策について考える科目です。

8月上旬,猛暑も大変厳しい中,地域マネジメントを学ぶ経営学科の2年生が,鞆の浦でのフィールドワークに参加しました。鞆の浦には「鞆の浦しお待ちガイド」という仕組みがあり,ガイドさんが鞆の浦を一緒に歩きながら,町の歴史や文化,産業,見所について説明してくれます(有料)。

たとえば,江戸時代に朝鮮通信使の迎賓館としても利用された對潮楼は,建物から見る仙酔島などの島と海の眺めが絶景であるだけでなく,坂本龍馬の「いろは丸事件」の賠償の交渉場所となるなど,歴史的にも大きな意味を持つ場所であったことを学びました。

フィールドワークの前には座学とグループワークで,地域の活性化について学び,さらに,このフィールドワークで学んだことを踏まえて,翌日のグループワークでは,地域の資源を使った活性化策について検討しました。「観光を中心とした地域活性化」や「バラを使った地域活性化」など,様々な具体策が提案されました。これからも,自分たちが暮らす「地域」について学びを深めていってくれると嬉しいです。




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