学科ニュース

【福祉学科】御幸学区自主防災訓練の「リアルHUG」に取組みました

2022/12/01福祉学科
11月27日(日)に、御幸小学校の体育館で、御幸学区自主防災訓練が開催され、福祉学科の学生・教員も地域の皆さんと一緒に参加しました。

皆さんは、「避難所運営ゲーム(HUG)」をご存知でしょうか。災害時の避難所運営をみんなで考えることを目的とした静岡県が開発した図上訓練です。「避(・)難所運(・)営ゲ(・)ーム」の頭文字をとって、HUG(ハグ)と読みます。実践的な避難所運営を疑似体験できることが特徴です。

今回、総勢130名の御幸町の住民や福祉学科の学生が、避難所を運営するスタッフや避難者役に扮して、災害時の対応を実際に体験する「リアルHUG」を行いました。
福祉学科の学生は、子どもや高齢者、障がい者、外国人の避難者となる係、災害時に想定される出来事や避難者からの要望を避難所運営者に連絡する係の二手に分かれて参加しました。


視覚障がいのある避難者役になった学生は、アドリブでSOSサイン(白杖を高く上げて助けを求めること)を行うなど、知識を生かして役になりきっていました。写真は、講評の際に参加者の皆さんの前でSOSサインについて説明している様子です。


取組みの最後には、避難所運営の各部署(見守り班、毛布班、受付班等)を担当した地域の方から、それぞれやってみてわかったことや気付いたこと、次回に向けた課題が数多く報告されました。私たちも参加を通して、地域で住民のみなさんが活動を行うことの意義や意味について考えることができました。福祉学科では、これからも地域に根差した活動に取り組んでいきます。
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