学科ニュース

【こども学科】新しく着任された梅木講師 ~その1

2023/04/14こども学科


みなさん、こんにちは。

こども学科では、今年度から梅木講師を新しくお迎えいたしました。英語教育をご専門とされる梅木先生が着任され、イギリス留学や研究から学び取られた多角的な視点を、こども学科にもたらして下さることと思います。


■福山平成大学こども学科へのご着任、おめでとうございます。こども学科の学生や環境への第一印象はいかがですか?

 ありがとうございます。こども学科の学生さんについて,とてもしっかりしていて素直で明るい学生さんたちだなという印象を持ちました。特に,オリエンテーション期間中に学生リーダーの皆さんが主体的に新入生のサポートをしている姿には大変感心しましたし,それに応えるかのように新入生の皆さんが学生リーダーによる新入生歓迎企画にて思いっきり楽しんでいる様子を見て,こども学科全体が非常に良い雰囲気だなと感じました。そのような中で,これからみなさんと授業などで関わっていけることをとても楽しみにしています。また,こども学科の先生方には,温かく迎え入れてくださったこと大変感謝しております。どの先生も本当に素敵な方ばかりで,教員全体の雰囲気も良く,これもこども学科の魅力の一つだと日々強く感じています。
 こども学科の環境の第一印象は,建物も新しく設備も充実しているだけでなく,建物の周りには芝生や木々など自然を感じることができ,この恵まれた環境でキャンパスライフを過ごすことができる学生さんたちが率直に羨ましく思いました。私の研究室は3階にあるのですが,研究室の大きな窓から見える空と緑に日々癒されながら過ごしています。


■梅木先生の専門領域を教えて下さい。また、なぜその専門を深めたいと思われたのか、もしきっかけがあってなら教えて下さい。

 私の専門分野は,英語教育です。その中でも,「語用論」という,言葉が使われた文脈を踏まえて,その言葉が持つ働きや意味を解釈するための分野に,これまで重きを置いて研究を行ってきました。語用論について勉強したいと思ったきっかけは,学生時代に1年間行ったイギリス留学での出来事です。留学中に,英語でこちらから強くお願いしなければいけない場面で,日本で行っているように,上手くこちらの意図を伝えるだけでなく相手を不快な思いにさせないよう,できるだけ丁寧な言い回しでお願いをしました。すると,こちらからのお願いは聞き入れて貰えず,更にこちらの意図が全く伝わらないという経験をしました。その時,言語や文化が異なることから,コミュニケーションの目的・場面・状況,また相手によって,英語を使い分けなければいけないことに初めて気づきました。その経験から,日本の英語教育において,コミュニケーションの目的・場面・状況,また相手を考慮した言葉の使い分けについて学ぶための機会が必要であると感じ,英語教育における語用論の指導法と評価方法について研究に取り組んできました。


インタビューは、その2に続きます。お楽しみに!!
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