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【福祉学科 授業紹介】施設職員の方からDWAT(災害派遣福祉チーム)について学びました

2023/06/26福祉学科
今年度から始まった「災害ソーシャルワーク特講」は、災害時にソーシャルワーカーはどのような活動をしているのか、平時から災害に強いまちをつくるにはどうしたらよいのかをアクティブラーニングの形式で学ぶ授業です。
6月20日の授業では、社会福祉法人一れつ会の村田様(本学OB)にお越しいただき、広島DWATや災害時の福祉専門職の活動、広島市で起こった土砂災害時の支援についてお話しいただきました。

  

DWATとは、「Disaster Welfare Assistance Team」の略で、「災害派遣福祉チーム」を意味します。DWATは、災害時の二次被害をふせぐため、避難所などに派遣され、配慮が必要な方への福祉的支援をチームで行います。
受講生は、これまでの授業でDWATや個別避難計画の作成について学んできましたが、実際の様子について教えていただくことで、より具体的に活動をイメージできたようです。
授業の後半では、砂漠に墜落した飛行機の搭乗者という設定でグループワークを行い、自身の価値観や考えをほかの人と話し合うことの大切さを体験しました。

受講生は、これから事前準備を重ね、西日本豪雨で被災した総社市下原地区に出かける予定です。平時の取組みで災害時の被害をいかに小さくできるか、災害時にソーシャルワーカーは何をすべきなのか、しっかり学んできます。
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