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【こども学科】小野准教授に聞いてみた!~8月19日OC模擬授業

2023/08/09こども学科

※実際に幼稚園での保育を体験する学生の様子

皆さん、こんにちは。8月19日のオープンキャンパスで模擬授業を担当する小野准教授にインタビューしてみました!

■オープンキャンパスでの模擬授業のタイトルを教えてください。
「保育の仕事を体験しよう!」と題して、模擬授業を行います。

■こども学科はどんな学科でしょうか?
学生と先生の距離が非常に近い学科だと思います。他の大学に比べて学生数が少なく、先生の数は多いからだと思います。また、学生同士の仲が良いのも特徴のひとつです。こども学科棟の中や芝生広場では、いつも明るい声が聞こえてきます。

■こども学科の学生には、どのように育ってもらいたいと思っていますか?
いつも学生には「いい先生になってほしい」と言っています。大学で単位をとれば、先生になる資格や免許を取得できます。でも、それだけでは「いい先生」にはなれません。目の前の子どものために、努力すべきことを努力することが大切と思います。それができる人になって欲しいです。

■先生の専門領域を教えて下さい。また、なぜその専門を深めたいと思われたのか、もしきっかけがあったなら教えて下さい。
専門領域は、「幼児教育」です。高校生の時に松田道雄の「わたしは赤ちゃん」を読んだことが、きっかけです。赤ちゃんは言葉を話さないので、大人はその思いを推測し関わることの大切さであるという松田先生の考えに感銘を受け、幼児教育を学びたいと思いました。

■学生時代に思い出に残っていることを教えて下さい。
大学入学直後にアメリカのシアトルに行ったことです。叔父夫婦が住んでいたので、約2ヶ月間大学を休んで叔父の家から現地のハイスクールに通いました。日本とは違う教育環境や多彩な人種など驚くことばかりでした。その後の人生に大きな影響があったと思います。

■趣味はお有りですか? もしあれば、教えて下さい。
本を読むことです。文字を読むことが大好きです。読みかけの本が手元にないと不安になるくらい本が好きです。小学校の時には、学校が閉まる時間まで図書室で読み、帰宅途中に歩いて読み、帰宅後も読んでいたので、1日に2~3冊は読んでいました。学校の図書室の本は全部読んだと思います。その中で思い出に残っているのは、4年生の時に読んだ松本清張の「けものみち」です。叔母に借りて読みました。人間の業の深さから落ちていく主人公の心の動きにびっくりした思い出があります。今も、人間の憎しみや悲しみを取り扱った小説が好きです。はまった作家の作品は、すべて読むまで他の作家の作品を読み気になれないという習性があります。現在はまっているのは、米澤穂信です。

■最後に、こども学科への進学を考えている高校生の皆さんへのメッセージをお願いします。
子どもや保護者の方は担任の先生を選ぶことができません。それ故「いい先生」になってほしいです。こども学科は少人数で学べるので、どの学生にも先生の温かい目が行き届いています。また、じっくりと勉強できる環境も整っています。 こども学科で「いい先生」になるため一緒に頑張りましょう。
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