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【こども学科】採用試験合格の秘訣は?~教員採用試験合格者インタビュー Vol. 2~こども学科4年生 藤田さん(広島県・小学校)

2023/12/05こども学科

広島県立福山葦陽高等学校出身 藤田 壮真さん:福山平成大学こども学科棟庭にて)


みなさん、こんにちは。
今回は「広島県公立学校教員採用試験」に合格し、小学校教諭として4月から広島県で働く藤田さんにインタビューをさせてもらいました。

教員採用試験合格おめでとうございます!今の気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます!就職が決まってとても安心していますが,教員として上手くやっていけるか心配なところもあります。

合格発表を知ってから,まずどなたに最初に報告されましたか?

家族全員に報告しました。採用試験の合格を1番応援してくれていたのは家族だったからです。報告したときは,私よりも喜んでくれていました。

採用試験を受けた時の感触は,いかがでしたか?

1次試験では当日の緊張で自分の力が発揮できずとても不安が残りました。2次試験では,友人と何日も練習を重ねていった甲斐もあり,試験では落ち着いて面接や模擬授業に臨むことができました。試験後は,何をしても結果が変わることがないので最後までやりきった自分を褒めることにしました。

採用試験に向けてどのような取り組みをしましたか?

1次試験では,参考書や問題集を繰り返し行いました。「学習指導要領は1日1回以上」や「休憩は1時間に10分」など,自分なりのルールを決め毎日学習をしていきました。その甲斐もあり,試験に近づくにつれて余裕ができ勉強を楽しむことができました。
2次試験では,設けられた練習期間外でも先生やゼミのメンバーと一緒に面接や模擬授業の練習を重ねてきました。模擬授業練習は,難しいところや自分では思いつかない工夫について,友人の意見や指導書を参考にして指導案の作成に活かすようにしていきました。また,面接練習は,自分では気づかない癖や詰まっていないかなど友人と指導し合い対策を重ねていきました。

ここまで大変なことも多かったと思いますが,どのように乗り越えましたか?

試験勉強をしない1日を定期的に設けて,現実逃避をおこなっていきました。その1日では,趣味に没頭したり,美味しい物を食べたりなど自分の好きなことだけしていきました。そして,この1日のために頑張ろうと勉強のモチベーションを上げて乗り越えていきました

採用試験に向けてこども学科のサポートはいかがでしたか?

面接や模擬授業の練習をお願いしたところ、快く引き受けてくださってとてもありがたかったです。さらに、多くの先生方が採用試験についての相談にのってくれるなど十分なサポートでとても助かりました。
また、三年生の時の「教育キャリア演習  Ⅰ 」は、一年生と一緒に受講し、学年ランダムのグループ協議や集中講義でのグループ発表では、三年生がリーダーだったので、よりしっかりしなきゃと思うことが多かったです。他学年との関わりはあまりなかったので新鮮でした。試験対策の方法や指導者としての臨機応変な対応力も学びました。

これからどんな先生になりたいですか?

人として子ども達が憧れる先生になりたいです。私自身も中学時代に担任をしてくださった先生の人柄に憧れて教師を目指しました。だから,教え子達にも私の人柄で憧れてほしいと思っています。そのために,残りの大学生活で教師としてだけでなく人間として自分を磨いていきたいと考えています。

最後に小学校教員を目指す高校生,こども学科の後輩へ向けてアドバイスをお願いします。

小学校教員を目指すにあたって,教育実習や模擬授業、教員採用試験など大変なことが多くあります。ですが,その経験から得られる物も沢山あるので、小学校教員になるのが夢であれば,その夢を実現できるように励んでください。

途中で小学校教員以外のことが夢になっても,全然良いと思うので自分の意思を大切にこれからも頑張ってほしいと思っています。

 


藤田さん、改めて合格おめでとうございます!
こども学科教員一同これからも応援しています!
素敵な先生になってくださいね。






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