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【こども学科】川島教授に聞いてみた!〜春の Open Campus (ミニ講義)について①〜

2024/03/11こども学科
皆さん、こんにちは。

3月16日「春のオープンキャンパス」では、こども学科の二人の教員が、それぞれ模擬授業(ミニ講義)を行います。
そこで、今回は模擬授業を担当して下さる川島教授にインタビューをさせてもらいました。


■オープンキャンパスでの模擬授業について教えて下さい。

 タイトルは、「絵本で学ぶ子どもの発達」です。
 模擬授業では、絵本を手がかりに、幼児期・児童期の子どもの発達について楽しく学びます。学生による絵本の読み聞かせの披露や、卒業研究の紹介もします。高校生の皆さんにも体と心を動かして参加していただける模擬授業です。

■オープンキャンパスで、高校生の皆さんにはどのような体験をしてもらいたいと思っていますか?

 こども学科のオープンキャンパスに参加される皆さんは、大学生活への憧れとともに、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭など子供にかかわる仕事に就くために、どんな勉強をしているのかに関心があると思います。施設見学や模擬授業に参加してその関心を拡げ、オープンキャンパスのサポートをしている学生さんと話してさらに理解を深めてほしいと思います。

■こども学科はどんな学科でしょうか?

 こども学科は、学生間の仲がよく、担任制度があり教員への相談もしやすいので、安心して学生生活を送ることができます。保育士資格や教員免許を取得するためのカリキュラムが整備されているので、複数の資格取得を目指して効率的に学ぶことができます。また、1年次から教室での学びと実地での学びを組み合わせて進めているので、実践力が身に付きやすいこともこども学科の特徴です。

 ■先生の専門領域を教えて下さい。 

 専門領域は、教育心理学です。特に、思考、言語、意思決定などにおける人間の認知の働きについて研究しています。他に、学校心理学にも関わっており、不登校やいじめの相談や支援についても研究しています。准学校心理士の資格要件となる科目も担当しています。

 ■なぜその専門を深めたいと思われたのか、もしきっかけがあったなら教えて下さい。

 子供たちの学校生活や勉強、対人関係などの問題に接するたびに、「どうしてそのような受け止め方をするのかな」とか「少し柔軟な考え方をすることができたら元気が出るだろうな」などと思うことがありました。保護者や教師が、そういう子供たちの心を理解して関わることが大切だと考えたことがきっかけで、心理学に関わるようになりました。

■休日の過ごし方や趣味などお有りでしたら、教えて下さい。

 多くの人がそうかもしれませんが、ここ数年は休日も家で過ごすことが多かったです。しかし、視野を広げ人生を楽しむためには、外に出かけ新たなことに出会うことも必要だと感じており、休日はなるべくイベントや小旅行に出かけたりするようにしています。

■最後に、こども学科への進学を考えている高校生の皆さんへのメッセージをお願いします。

 教育環境の4大要素は、ヒト(一緒に学ぶ人、学びを支える人)、モノ(学ぶための施設・器具、豊かな自然環境)、コト(学ぶ内容、実地の体験)、情報(ICT教育環境、キャリア形成のための情報)です。これら4大要素の全ての面で質が高い福山平成大学福祉健康学部こども学科で学び、充実した大学生活を過ごしてほしいと思います。


※川島ゼミでの広島県立福山北特別支援学校での絵本の読み聞かせ活動の様子

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