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【経営学科】東南アジア海外研修(ベトナム)に行ってきました④

2024/04/03経営学科

 引き続き、ベトナム研修2日目(12/11)午後の様子をご紹介します。

 JETRO事務所とJICA事務所訪問後、ホーチミン中心部のチャイニーズ・レストランで昼食を取りました。いつも食べている中華料理と違うと言うようなことを学生が話していました。

    

  昼食後、イオンモール・ビンタン店へ向かいました。ビンタン店は、2016年にイオン・ベトナム4号店として開業しました。ビンタン店では、青野恵三氏が出迎えてくださいました。

 イオン・ベトナムの方向性とベトナムの現在の状況について青野氏より説明がなされました。

 方向性としては、①イオンモールのような大きな店舗のみを開業するのではなく、物件に応じていろんな形態の店舗も開業していき、②デジタル化を進め作業を簡素化し、③PB’Top Value’をベトナム国内で開発・製造・販売を行い、④売り場を専門店化し、⑤営業している地域との良好な関係の構築を進めていっているとのことです。

 ベトナムは輸出加工型の経済であり、諸外国が不景気のため、ベトナムの工業製品の需要が減少すると、ベトナム経済には深刻な影響が生じます。2023年のベトナムの経済は、まさしく厳しい状況にあるとのことです。

 最後に、学生に対して次のようなメッセージが青野氏からおくられました。海外で仕事するには最低限英語が必要であるが、英語が得意である必要はなく、相手に伝わればよいので、下手でもよく間違いを恐れず、相手とコミュニケーションを取ることが大事とのことでした。さらに、現地の人とは現地の言葉でコミュニケーションが取れれば、より好ましいとのことでした。

 青野氏の説明の後、イオンモール店内観察のため、90分ほど自由時間としました。ベトナム料理が口に合わなかった学生の中には、一目散に店内のすき家に行った学生もいました。

 参加した学生からは、青野氏から海外で働くうえで大切な考え方や仕事の仕方についての話もたくさん聞けてよかったとの感想を聞くことができました。

 お忙しいところ、学生たちに貴重な機会を与えてくださった青野様にこの場を借りて、心より御礼申し上げます。

    

    

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