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【福祉学科】基礎演習Ⅱ(福祉用具プロジェクト)

2024/06/06福祉学科
基礎演習Ⅱ(福祉用具プロジェクト)で、福祉用具貸与事業所の見学と介護ロボットの体験を行いました。

「福祉用具プロジェクト」は、高齢者福祉または障害者福祉の現場で使われる「福祉用具」に興味・関心がある学生で構成しているゼミ活動です。本日は、福山市内にある深川医療器株式会社のご協力を得て、福祉用具貸与事業所の見学と介護ロボットの体験を行いました。

深川医療器株式会社は、創業から65年を迎えた福祉用具を扱う事業所としては老舗の会社です。会社の歴史や事業内容の説明を受けた後、介護ロボットの4機種を体験させてもらいました。



「ロボット技術が応用され、利用者の自立支援や介護者の負担軽減に役立つ介護機器」のことを介護ロボットと呼んでいます。因みに、ロボットの定義は、「情報を感知(センサー系)、判断し(知能・制御系)、動作する(駆動系)の3つの要素技術を有する、知能化した機械システム」のことです。

今回は、全自動で運転し体圧の見える化ができるマットレス「SCOPE」、スタイリッシュなデザインと車いすのイメージを変えるデザインの電動車いす「WHILL」、道の傾斜や押すスピードを検知して歩行を安全にサポートする歩行器「RT.3」、人が立ち上がる(座る)姿勢を再現した移乗動作を安全にサポートする介護リフト「Hug」の4機種を体験しました。












現在、ケアの質の向上や介護職員の不足を補うために、介護のICT化を進めたり介護ロボットを導入したりしている介護施設が増えています。このようなテクノロジーを活用することにより、必要な時に必要なケアを行うことができる、利用者・介護職員の身体的・心理的な負担を軽減することができます。

福祉学科では、介護ICTや介護ロボットの学びを積極的に行い、介護ロボットを活用できる福祉・介護人材の養成に取り組んでいきたいと考えています。


深川医療器株式会社様、株式会社ニシケン様
本日はお世話になりました。ありがとうございました。



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