学科ニュース

【福祉学科】すごい!! シン・kaigo

2024/07/07福祉学科

インカム&タブレット

自分が話した言葉がタブレットに記録され、
他の人が話した言葉はインカムから聞こえ、同時に手元のタブレットに記録される。
記録が多い介護現場では今後記録のデジタル化は進んでいくことでしょう。


7月2日、福山平成大学に、日本基準寝具株式会社から6人のスタッフの皆様が、最新の介護ロボットを搬入して、一年生に体験授業を提供してくださいました。大変お世話になりました。
新入生が幅広い社会福祉の学びを知るために開講される「福祉入門科目群」に、2025年度から新科目「ICT・介護ロボット」が加わります。

日本基準寝具株式会社 エコール福山店 スタッフの皆様


学生達が「すごい!」と感動したのは、移乗サポートロボットHug(ハグ)でした。

介護は人のぬくもりが大事だと考えていた学生が、人に抱えられてベッドから車いすに移動する(これを介護では移乗といいます)体験をした後にHugを体験すると、「人に抱えられるのは案外痛いけど、Hugは痛くなかった」とロボットへの偏見を払拭していました。

介護職員の職業病ともいわれる腰痛は、この移乗介助が原因のことが多いようです。利用者の皆様にも負担がなく、介護職員の腰痛予防のためにも抱えない介助「ノーリフティングケア」はこれから重視されていくはずです。その時にHugは威力を発揮します。

下図、左から右へ、ご覧ください。
図左 Hugが利用者のお尻を持ち上げます
図中 そのままの姿勢でHugを動かします
図右 車いすの前でHugを操作して座るサポート


パワースーツ、スマホで操作できる電動車いすWHILLの体験はとても楽しそうでした。
また、高齢者疑似体験グッズを身につけての歩行では「視野が狭い」「見えにくい」「歩きにくい」と賑やかでした。その様子を歩行測定アプリで評価できる体験には驚きました。

スマホで操作できる電動車いすWHILL


パワースーツ


高齢者疑似体験

歩行測定アプリ                         シン・kaigoはInstagramで発信中



7月21日(日)のオープンキャンパス、福祉学科の模擬授業では、シン・kaigoが
実際に体験できます。高校生の皆さん、ぜひお越し下さい。
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