学科ニュース
こども福祉の地域活動も始めました
夏休み限定「子ども食堂&学習支援」始めました!!
福山市駅家町にある「地域密着型介護老人福祉施設すず」が呼びかけて、福山平成大学福祉学科・こども学科、駅家東小学校、福山市社会福祉協議会、福山市老人福祉施設連絡協議会、脳外傷友の会ラポール、福山市から有志が集まって、今年6月に開設準備検討委員会を結成しました。福祉学科からは藤井先生、杉本先生、伊藤先生が加わっています。わずか2か月の準備期間でしたが、夏休み限定の「子ども食堂&学習支援」プロジェクトが7月28日(金)に動き始めました。駅家町で子どもたちが安心して集まれる「居場所」づくりにチャレンジです。
子ども食堂の名前は「すずこい亭」駅家東小学校5年生が考えてくれました。
この日は、子ども食堂に28人、学習会に26人の参加があり、初日から大盛況でした。
「すずこい亭」のメニューは①鶏肉の唐揚げ、②野菜サラダ、③流しそうめん、④おにぎり、稲荷ずし。全部を町内の高齢者ボランティアさんや食生活改善推進員の皆さんがマンツーマンで子どもたちに調理指導をしてくださったので、みんなで作ってみんなで美味しく食べることができました。おにぎりと稲荷ずしの食材は福山フードバンクから搬入されたものです。卒業研究でフードバンクをテーマに取り組んでいる福祉学科4年生の村上誠君が配達してくれて、そのままボランティアに残ってくれました。
流しそうめんの竹の組み立ても、子ども達やこども学科の学生ボランティアで考えながらも、井上施設長さんがフォローしてくださったので、立派なものが二列出来上がりました。
午後からは、大学生のお兄さん、お姉さんや地域のボランティアさんが先生役になって、子ども達が夏休みの宿題をしたり、自分のしたい勉強をするのに寄り添う学習会を開きました。一度休憩時間を取っただけの90分間、1年生から5年生、中学生がグループになってみんな集中して勉強に取り組めました。
子ども達は、ボランティアのお兄さん、お姉さんとのふれあいがとても楽しそうでした。
今後は、8月4日(金)、11日(金・祝)、18日(金)、25日(金)と開催されます。
参加費無料です。
参加したい方、ボランティアをしたい方がいらっしゃいましたら、詳細は、すずにお尋ねください。 ☎084-970-2006
夏休み限定「学習支援&子ども食堂」開設準備検討委員会
委員長 中司登志美(福祉学科教授)