学科ニュース
こども学科開設10周年記念行事が行われました
こども学科が開設10周年を迎えるにあたり、
6月16日(土)に記念行事、記念講演、情報交換会を開催し、保育・教育に関わる多数の方々にご臨席を賜りました。
記念行事では、学校法人福山大学鈴木新理事長から、
「学校法人福山大学としてできることは、こども学科を含めた両大学の魅力をさらに向上させることであり、
より多くの高校生に選ばれる進学先となり地域に貢献したい。」と挨拶がありました。
次いで坪井学長から日頃お世話になっている皆様へ御礼の言葉が述べられました。
その後、福祉健康学部長の永井先生が「こども学科の変遷と今後の展望」と題し、
こども学科の沿革及び概要について説明されました。
永井先生からこども学科の歴史ついてご説明がありました
記念講演には、東京工業大学名誉教授、環境デザイン研究所会長仙田満先生をお迎えし、
「こどもを育む環境」と題して、ご講演をしていただきました。
仙田先生によるご講演では、こどもにとっての遊びの大切さに改めて気づかされました
ロバート・フルガムの『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』の言葉を皮切りに
「遊びは学びである」ことが強調され、「こどもを育む遊び環境」についてご講演頂きました。
また、これまでに手掛けられた魅力的な保育園や幼稚園を多数ご紹介頂きました。
日本建築家協会賞を受賞された国際教養大学図書館、
そして私たちにとって馴染み深い広島市民球場(マツダスタジアム)も仙田先生の設計によるものです。
仙田先生が設計された保育・教育施設を多数ご紹介頂きました
情報交換会では、学校法人福山大学清水厚實総長よりご挨拶を頂き、
改めて地域の方々、大学関係者の皆様に対する感謝の意が述べられました。
次いで、福山市教育委員会の三好雅章教育長、福山市私立認可保育施設協会の足利義信理事長、
福山市私立幼稚園協会出原慎之副会長から祝辞を頂き、
福山平成大学田口則良名誉学長の乾杯の音頭のもと開宴となりました。
情報交換会には、こども学科の卒業生も出席し、
大学時代の思い出や、保育所、幼稚園、小学校で活躍している現在の様子について
語っていただきました。
卒業生3人によるスピーチ
記念行事には111名、情報交換会には97名の参加者があり、
大盛況の中、こども学科開学10周年記念行事、情報交換会が無事終了しました。
ご出席いただきました皆さま、ありがとうございました。
今後も保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の養成、地域貢献によって、
地域社会に幅広く貢献し、地域に必要とされる学科であり続けるよう努力していきます。