学科ニュース

　2016（平成28）年4月に福祉学科3年次に編入学をされ、第30回社会福祉士国家試験に合格し、2018（平成30）年3月21日に、2年間で学士（社会福祉学）の学位と社会福祉士の資格を取得された森川清子さんにお話を伺いました。

Ｑ．前職は何をされていましたか？

前職は小学校の教諭でした。福祉に関心をもつようになり、自宅から通学できる福山平成大学福祉学科に編入学制度があることを知って受験しました。小論文と面接の試験を受けて、3年次生となりました。

Ｑ．入学にあたって不安はありませんでしたか？

　年齢的に体力や記憶力に不安があって、授業や試験についていけるか、パソコンやインターネットを使ってレポートの提出ができるか、社会福祉士の4週間の実習は大丈夫か、不安はいろいろありました。

Ｑ．実際に入学していかがでしたか？

福祉学科の学生の皆さんはとても親切で優しかったです。私が困った時には助けてくれました。2年間は楽しく過ごせました。小さな大学で学生数が少ないので、先生と学生たちがとてもフレンドリーで、すぐに打ち解けることができました。ほぼ全ての研究室に伺い、先生方とお話ができました。質問にも気軽に答えてもらえました。

社会福祉士の実習は障害者福祉分野で行い、確かに大変でしたが、学びが多かったと思います。いろいろ考えることができました。

Ｑ．国家試験に在学中に合格されましたが、勉強は大変でしたか？

社会福祉士の国家試験に向けては、追い込みで休日は10時間以上自宅で勉強しました。でも、大学で丁寧な対策講座や繰り返し行われた模擬試験があり、個人指導も受けられたので、高得点で無事に合格できたと思っています。無事卒業できたのも、国家試験に合格したのも、先生方や学生の皆さんのお蔭です。心から感謝しています。

Ｑ．卒業後にはどのような夢をお持ちですか？

夫がやろうとしている珈琲豆を焙煎して販売する店を手伝いながら、社会福祉士の知識を生かせる場面があれば生かしたいと思っています。将来的にはコミュニティ・カフェのような、誰でも集まれる場所を作りたいと思っています。今回の経験で少し自信もつき、向学心は燃えるばかりで、心理学の勉強や精神保健福祉士の資格取得にもチャレンジしたいと考えています。

　※福祉学科編入学試験A日程の出願が9月22日から始まります。詳細は大学ホームページの入試情報をご覧ください。問い合わせは、福山平成大学 編入学試験係（庶務課） TEL：０８４－９７２－５００１（代）にお願いします。