学科ニュース

第14回平大認知症カフェの報告

2019/01/22福祉学科

 112日(土)の認知症カフェは、雨と寒さのせいで一般参加者(介護者含む)27人、学生スタッフ15人、連絡協議会メンバー9人、合計51人といつもに比べて参加者が少なくて残念でした。しかし、学びの時間は広島県には少ない「回想法」の研究者の一人である本学福祉学科の牛田篤先生のお話しを聞くことができ、さらに実際に数人のグループで昔の遊びについて思い出を回想して語り合う体験ができたのはとても有意義でした。認知症の人はさっきあったことや昨日の出来事など直近の記憶は障害されますが、昔の感情を伴う記憶はたくさん残っています。その頃を思い出して、楽しく語らうようにすると認知症の人も介護者も笑顔が出てきて、お互いに気持ちが安定します。写真や昔の道具や遊具を目の前に置くと、記憶を引き出すきっかけになります。ご自宅でもぜひ実行してほしいと思います。次回は、330日(土)13時~15時半。認知症の人とのコミュニケーション方法として、「ユマニチュード」について学びます。

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