4月8日(月)から9日(火)にかけて、新入生合宿オリエンテーションが行われ、経営学科は岡山県渋川青年の家に行ってきました。
　経営学科では、異なる能力を持った人たちがそれぞれの良さを持ちより、また弱点を互いに補い合い、グループとして問題解決に取り組む協働の姿勢を涵養することを目指しています。合宿オリエンテーションでは、この協働の出発点となるコミュニケーション能力を新入生さんに養ってもらうため、「他己紹介」ワークを行いました。他己紹介とは、相手の色々な情報をコミュニケーションを通じて収集し、最終的には相手になり切って、相手のことを合宿参加者全員の前で紹介するワークです。
　岡山県玉野市渋川の美しい海の夕映えを窓の外に、入学以来出会って間もない同級生と、最初は手探りでコミュニケーションを行う新入生さん達。グループ内の会話を盛り上げてくれる人達が中心になり、徐々に緊張もほぐれ、最終的には上手くコミュニケーションをしてくれました。その仕上げとしての他己紹介発表でも、他のグループの良いところを見習ったり、改善点を意識したりして、発表が進むにつれて他己紹介の内容が良くなって行ったので、今年の新入生さんの適応力の高さには驚かされました(勿論、他のグループの発表を参考にできるアドバンテージを捨て、あえて最初に発表を行ったグループの勇気、積極性も、賞賛されるべきだと思います)。
　こうして新入生さんが充実したワークに取り組めるよう、みんなを助けてくれた上級生引率リーダーさんも、素晴らしかったと思います。締めるところは締めつつ、しかし楽しむところは大いに楽しむ姿勢で、新入生の緊張をときほぐしてくれました。
　合宿に参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。合宿で培ったコミュニケーション能力を土台に、これから経営学科で積極的に学んでくれることを期待しています。