学科ニュース

盲導犬の授業をしました(介護福祉コース)

2019/06/16福祉学科
6月6日に介護福祉コースの授業に盲導犬がきました。





本学非常勤講師の比奈先生は、視覚障がい者とのコミュニケーション方法として点字を教えられています。今回は、その関連として盲導犬に来てもらいました。

学生たちも盲導犬と直接触れ合うことは初めてで、緊張した面持ちで盲導犬のブレインと顔合わせをしました。実際の盲導犬ユーザーから、盲導犬に出会うまでのエピソードや手続きについて学びました。

ブレインは今年で9歳になります。盲導犬としては定年退職間近です。
ブレインのように老いた盲導犬はどのように余生を過ごすのか、広島県にどのくらいの盲導犬がいるのか?といった質問もされました。



そして、実際にブレインと一緒に歩く体験学習もしました。
「ヒール!」(左につけ)、「ゴーストレート!」(まっすぐ進め)、「ターンライト」(右に曲がれ)といった指示を学生たちも体験しました。

そして、ハーネスを外してもらい、直接触れ合う遊びも体験しました。
盲導犬や視覚障がい者への誤解や偏見もまだまだあります。
盲導犬がかわいいからと触ろうとする行為、犬は不潔だと思い飲食店などを断る行為、介護福祉士を含め福祉職はそういった社会問題を学ばないといけません。今回はそういった学びを得る重要な機会でした。

文章:藤井宏明
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