学科ニュース

障害者支援施設の事前学習(卒業生が講師をしてくれました!)

2019/06/22福祉学科
6月20日に行われた基礎演習で、卒業生が講師を務めました。
今回講師をしてくれたのは、2012年度卒業の三吉福乃さんです。三吉さんは、卒業してから障害者福祉分野に勤め続けています。結婚と出産を経験した今も現場の第一線で活躍しています。


今回は、1年生による障害者支援施設の見学に向けた事前学習として行われました。まだ入学して3カ月しか経っていない彼らは障害者福祉についての学習もまだ十分ではありません。そこで、今回は障害者福祉の分野で活躍をしている先輩に来てもらいました。



三吉さんの勤めている「ワークスさつき(社会福祉法人尾道さつき会)」は、知的障がいや精神障がいを持った利用者が働く場になります。そこでしている仕事内容の紹介だけではなく、利用者がなにに困っているのか?どんな支援が必要なのか?三吉さん自身の失敗体験も含めて、その仕事の奥行きを分かりやすく教えてもらうことができました。



1年生たちも、三吉さんへの親しみやすさからか、たくさんの質問をしてくれました。

「工賃と給料ってどう違うんですか?」
「自分の困り感を伝えることが出来ない人は、職場でどんな工夫がされてますか?」
「三吉先輩は、利用者さんの恋愛相談にものっていると言われましたが、どんな相談がくるんですか?」

あっという間の1コマの授業でした。
福祉学科には、地域に誇ることのできる卒業生が何十人といます。
在学生のモデルにもなってくれる先輩たちに、これからも来てもらおうと考えています!

文章:藤井宏明
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