福祉学科では昨年度から高校や中学に出かけ、災害時の福祉的視点を学ぶために「避難所運営ゲーム（HUG）」の出前講座を行っています。今回は大学のある御幸町のみなさんから「やってみたい！」とお声かけをいただきました。そこで、6月24日に御幸町公民館にて50人の地域住民の方々が参加されるHUGが開催されました。


事前にこのゲームを体験した学生たちが運営スタッフとなり、各グループにわかれ、避難者の情報が書かれたカードを読み上げます。

参加した住民のみなさんからは、「役割分担を最初にしておくことが大切だとわかった」「こんなに大変な状況になることを知ることができた」という感想をいただきました。学生も「地域のみなさんがやると、たくさんの意見が出ていた」「多くの考えを知ることができて勉強になった」と話していました。

こうした体験は、参加する大学生にとっても地域を理解する機会になります。参加されたみなさま、機会をいただきありがとうございました。大変おつかれさまでした。

文章：岡部 真智子