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新天地育児院に行きました(基礎演習フィールドワーク)

2019/10/14福祉学科
10月5日(土)、福祉学科一年生が基礎演習の一環として岡山市にある新天地育児院に行きました。
新天地育児院は、岡山市内にある児童養護施設ですがその敷地内には石井十次記念館もあるように、岡山孤児院にゆかりのある施設です。石井十次は明治時代に活躍した人物で「児童福祉の父」と呼ばれており、岡山四聖人の一人にも数えられています。



施設へのあいさつを毛利理恵子さんが行いました。「事前学習として岡山四聖人のことを学びました。」「石井十次の考え方を深めたいと思います。」と、元気にあいさつをしました。

竜尾副院長から石井十次が岡山孤児院を設立し、運営していく中での苦難や喜び、使命についてのお話をしていただきました。同志社大学設立をした新島襄との出会い、イギリスのバーナードホームをモデルにした運営、自分自身を犠牲にしてでも目の前の子どもを救おうとする生き方、力強い話を聞かせていただきました。




そして、石井十次記念館の見学をしました。記念館は、岡山孤児院当時の建築物であり小舎制の先駆けであった家庭舎そのものを使っています。一年生たちは記念館の説明を聞いたり、実際に足を踏み入れることで、事前学習で鑑賞した映画(『石井のおとうさんありがとう(2016年作品)』)の風景に触れることができました。そして、一年生たちは石井十次記念聖苑の石井十次像とも出会いました。

見学を終え、竜尾副院長ら施設職員の前で原岡勇弥くんがお礼のあいさつをしました。今回の見学を通じて、児童福祉への理解を深めていくこれからの学びにつなげていきたいとしっかりと述べることができました。

文章:藤井宏明
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