喜多流大島能楽堂にて、能楽体験学習をさせて頂きました。



能楽の歴史や能楽堂のこと、そして喜多流の歩みを学び、まずは謡を教えて頂きました。



「羽衣」からの一節を学んだのですが、独特の発声はもちろんのこと、日本語の美しさをいかした謡回しに学生たちは四苦八苦していました。先生方の御指導のおかげで、学生たちは何とか一節を通して謡えるようになりました。



足袋に履き替え、能舞台へと上がらせて頂きました。舞台上には、凛とした清々しい空気が満ちているように感じました。ここでは、能管、小鼓、大鼓の演奏体験をさせて頂き、その後能楽の動きを教えて頂きました。



最少の動きで最大の効果を発揮するよう磨かれてきた所作は、簡単なように見えて、実際に体感すると非常に難しいものでした。

将来、教育者を目指す学生たちにとって、日本の伝統芸能を知り、その美しさや素晴らしさを感じることは、とても大切なことです。



能楽堂での学習は、学生たちにとって欠けがえのない貴重な機会となりました。

喜多流大島能楽堂の先生方、誠にありがとうございました。