学科ニュース
「長島愛生園歴史館」への学外研修
2020/01/22看護学科
2 019年12月23日(月)に看護学科1年生が「高齢健康科学Ⅰ」の学外研修で岡山県瀬戸市邑久町にある国立療養所長島愛生園内にある「長島愛生園歴史館」に行ってきました。
国立療養所長島愛生園は1930年(昭和5年)11月20日、日本初の国立療養所として誕生しました。
現在ここで生活をされている方の平均年齢は85歳と高齢化しています。
ハンセン病という病気は治っているにも関わらず、何らかの後遺症を有し社会復帰が困難な状況でほとんどが愛生園を「終の棲家」と
していることなどについて、ガイドの方々が熱心に説明してくださいました。 2001年(平成13年)「ハンセン病違憲国家賠償請求訴訟」
でハンセン病に対する理解は格段に向上しましたが、社会的弱者に対する偏見・差別はなお根強いものがあります。偏見・差別のない
世界をつくりあげていくために、ハンセン病の歴史からから得た多くの学びをこれからの看護の学修に活かしていきたいと思います。
歴史回廊見学へ出発 長島愛生園歴史館
入所者が家族と別れた桟橋 入院舎 入院舎内の様子