学科ニュース

新しい福祉学科ではじまる高度専門科目の紹介1 認知症カフェの作り方!できる実践者を養成します

2020/10/03福祉学科

いよいよ、高度専門科目の紹介にうつります。高度専門科目も福祉入門科目同様に、福祉学科オリジナル科目です。他の大学にはない魅力が詰まっています。

高度専門科目の目的は、より実践的、より専門的な専門職を養成することです。社会福祉士受験資格だけではどうしても足りない専門性をこれら科目で深めていきます。高度専門科目は3年次以上の年次での履修になります。

今回、高度専門科目紹介第1弾は「認知症カフェ運営特講」になります。では、担当の中司先生より紹介していただきます。

 

中司先生:

 現在、全国で7,000カ所まで増えている「認知症カフェ」を、福山平成大学福祉学科では、大学の中では東北福祉大学に次いで2番目の早さで、201610月から平大認知症カフェ「みゆきよりみちかふぇ」として取り組み、隔月で開催しています。毎回60人から90人の参加者があります。

大学がある御幸町の自治会や御幸公民館、御幸町の福祉を高める会等の住民団体と御幸町と隣町の加茂町にある介護施設や介護事業所、そして福祉学科の教員がメンバーである「平大認知症カフェ連絡協議会」が運営しています。この「認知症カフェ」では、学生の皆さんは当日の運営の大きな機動力として期待され、住民の皆さんからはあたたかい交流を期待されています。学生の皆さんにとっても、認知症について学びながら、認知症カフェを運営する実践力を磨くことができる場ともいえます。

 将来、社会福祉士や介護福祉士として働き始めた時に、地域や施設や事業所で「認知症カフェ」の担当者となることも十分予想できます。その時に、主体的に開設準備や運営ができるように、理論的な学びをこの科目で深めてもらうことにします。

 福山市で2カ所、広島市で1カ所の認知症カフェを主宰している私が、経験をもとに実践的な学びをリードしていきたいと思っています。

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