学科ニュース
ホロコースト記念館に行きました(1年生 基礎演習)
2020/11/21福祉学科
11月19日(木)に福祉学科1年生がホロコースト記念館(福山市御幸町中津原815)にて学外学習をしました。
今年はコロナ感染症拡大のため、例年訪れていた福祉サービス利用者の生活の場への訪問ができなくなりました。
そこで、福山市が誇るホロコースト記念館にて、人権学習を行いました。
記念館館長の大塚様より、ホロコースト記念館設立の経緯や所蔵品の中でも特に貴重な品々の説明もしていただきました。『アンネの日記』の著者アンネ・フランクの父親オットー・フランクと館長のエピソードをお話しいただきました。また、収蔵品のいくつかはイスラエルをはじめ世界各地の同様の記念館との間で共有されているとのことで、貴重な収蔵品(杉原千畝直筆のヴィザの実物等)を手に取らせていただきました。
2班に分かれて、学生たちは記念館の展示品を見て回りました。学芸員の解説によって、それぞれの展示品の意味や背景をより深く学ぶことができました。
館長からの言葉、また展示品から学び取った「平和を作り出す人になる」は福祉学科での学びにも大いにつながっています。今回の学外学習が学生たちの価値観や人生の指標になっていくことを祈っています。
※今回、使用している写真については、展示品の一部が写っておりますが、ホロコースト記念館の許可を得ております。
文章:藤井 宏明