学科ニュース

中小企業研究の成果報告会が行われました

2020/12/04経営学科

経営学科では例年、早期からのアクティブラーニングの一環として、1年生による「中小企業研究」を行っています。
コロナ禍の状況下、一時は実施そのものが危ぶまれましたが、有限会社メタルワーク福山様ならびに広島県中小企業家同友会福山支部様のご協力もあり、つつがなく終えることが出来ました。
 この研究では、地元の中小企業経営者から提示された、人事や流通、組織編制や経営戦略など様々な経営課題について、経営者講義や企業訪問(今年は動画配信方式)、文献等の調査などを経て、学生の視点から解決策を提案しています。
同時に、「小さくても地元の企業に就職したいけれど、どうやって調べたらいいか分からない」という学生に対して、地域に精通した地元中小企業の経営者が自ら、その方法、持つべき視点や意欲などについて教授して下さいます。

 先日行われた成果報告会では、ICTを活用した人材確保策の提案がなされるなど、採用面における規模と情報の非対称性に悩まされがちな中小企業の課題解決に向け、デジタルネイティブならではの提案がなされたりしました。そして、こうした提案一つひとつに対して、経営者の方から真心のこもった丁寧なフィードバックがなされました。

 
 経営者講義の様子

学生のプレゼンの様子

学生の皆さんには、今回の経験を通じて、人と人の関わり合いで生まれる「経営」の本質を知り、よき「地域」人材になるための一層の研鑽を、この学科で積んでもらえればと思います。


熱心にメモを取る社長

社長からの講評に聞き入る学生

有限会社メタルワーク福山ならびに広島県中小企業家同友会福山支部の皆さま、このたびは本当にありがとうございました。

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