学科ニュース

デジタル絵本をつくりました!専門科目「幼児の言語と遊び」の中で

2020/12/08こども学科
専門科目にはいろんな科目がありますが、「幼児の言語と遊び」では幼児がどのように言葉を獲得していくのか、それに対して保育者・教育者はどのような支援をしたらよいのかということを学んでいます。
一方で、アクティブラーニングの一環として、実際に作りながら考える、学ぶため毎年、絵本を作っています。
「絵本」は保育・幼児教育には欠かせないものです。特に言葉を獲得していく上で果たす役割は大きなものがあります。
幼児がいつでも手にとれる紙で製本された絵本ももちろん有用性が高く使い勝手がいいのですが、今後急速に進むであろうデジタル社会に向け、今年はデジタルでオリジナル絵本を作りました。


(↑ クリックで動画が始まります。)

オリジナル絵本を作る教育的な意味の一つは、「自分で作ってみる」という製作活動を通して絵本の仕組みや工夫を作り手側から学び、保育・教育の実の場での絵本の活用能力を高めていくことにあると言えます。
また、保育・教育の中で子どもたちと一緒に絵本を作っていくという活動構成力も育成します。

今回のデジタル絵本は、保育者・教育者の卵として、自分でお話を考えるところから始めました。
お話を作る(産み出す)ためにはいろいろな絵本に学ぶ必要があります。学生たちは必然的にいろんな絵本も読みました。
いろんなタイプの絵本があることにも気づきました。

お話を考え、もちろん絵もつけました。絵はアナログの味を大事にして手描きしました。
そして、これらをデジタル化して、絵本として作ったら、最後は「読み聞かせ」- 音声の録音です。
これも実の場での読み聞かせ能力の向上をねらったものです。
苦労して製作した後は、互いに鑑賞して学びを深めていきます。
こども学科では創造力の育成を大切にしています。
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