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経営学科教員リレーBlog 2020_7(尾崎)今、なぜプログラミング教育?

2020/12/26経営学科

7回目の今回は、尾崎先生です。
経営学科の中でも情報系の授業をもたれています。
小学校の教員を目指す人は、特に大注目です!

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 2020年より小学校でのプログラミング教育が必修化となりました。今、なぜプログラミング教育が重要視されているのでしょうか?

 プログラミング教育で重要なのはプログラミング的思考を身につけることです。今までの教育でも論理的思考を身につけることは行われていました。
ですが、プログラミング的思考と論理的思考は、一見同じように思えますが厳密には違います。

 論理的思考は、目的を達成するために物事の筋道を考えて段階的に判断していくことです。それに対してプログラミング的思考は、論理的思考を活用したうえで効率的で最適な手順を考えることです。
論理的思考では、必ずしもその順序が効率的とは限りません。そのため、プログラミング的思考により、様々な社会問題に対して効率的な解決手順を導き出す力を身につけることが重要視されているのです。

 例えば、家具の組み立て手順にはプログラミング的思考が使われています。
説明書には、効率よく最短の手順で家具が完成するように組み立て手順が考えられ、その手順が分かりやすく記述されています。
(たまに分かりにくい説明書もありますが…)

 このように、社会生活の中ではプログラミング的思考が求められるケースが多く存在します。
そのためにも「プログラミングなんて難しそうで嫌だなあ」なんて頭から決めつけずに、学生の皆さんもプログラミングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


小学校で利用されていることが多いソフトウェアの一画面

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これから教員を目指す皆さんには必要な情報でしたね。
頭を柔軟にいろんな視野から物事を考えることも大事です。
それでは、また次回!
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