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経営学科教員リレーBlog 2020_10(芝田)AIが発達すれば、簿記を学ばなくてよいのでは?

2021/01/12経営学科

今回は、会計の芝田先生の登場です。
1年生必修の簿記Ⅰの担当をされています。

今回はAI(人工知能)が発達すれば、簿記を学ばなくてよいのでは?ということなんですが・・・どんなお話でしょうか。
よろしくおねがいします。

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私は、主に簿記Ⅰや会計学原理の授業を担当しています。
簿記Ⅰでは日商簿記3級対策を行っています。



さて、AI(人工知能)技術の発達がめざましく、今後、経理事務や会計担当者の仕事はAIに取って代わるという記事を見かけるようになってきました。
AIだと計算処理能力、帳簿のミスなどをチェックする能力はヒトと比べものにならないくらい高く、AIの方が迅速かつ正確に経理事務の仕事をするのは明らかです。

しかし、表題の問いに対する答えは“No”です。
その理由を、説明すると長くなりますので、2つだけ挙げます。
 (1)簿記・会計はビジネス言語であり、簿記・会計の知識を修得すると会社内外のヒトとのコミュニケーションを円滑に行うことができます。
 (2)簿記は、コンピュータがない時代に発明されました。ドイツの文豪ゲーテは、複式簿記は人類の偉大な発明であると述べており、簿記を学ぶことは教養を積む上でも非常に有益であると考えます。


福山平成大学経営学部経営学科を志望してくれているみなさん!
入学後は、日商簿記3級を学びつつ、AIが高度に発達した将来の社会における簿記の役割について一緒に考えていきましょう。

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どうですか?
ちょっと面白そうですよね?
興味のあるあなたはぜひ!

では、次回をお楽しみに。

 

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