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小学校教員採用試験合格者インタビュー高知県の採用試験に合格の巻

2021/01/13こども学科

福山平成大学には広島県や岡山県以外の地域からもたくさんの人がやって来ています。
例えば、遠くは九州や沖縄、あるいは関西、関東の方からも。
比較的近いところだと、島根県や鳥取県。両県からは「やまなみ街道」で日帰りできますし、
四国へは「しまなみ海道」、あるいは「瀬戸大橋」で数時間です。
福山というのは交通の要所で便利のいい場所にあるんですね。新幹線のぞみも停まりますし。

さて、小学校教員採用試験合格者インタビューです。
今回登場してくれるのは、四国、高知県出身の田頭慎之介(高知東高等学校)くんです。

(オープンキャンパス委員として活躍してくれた田頭君)

早速ですが、いろいろ尋ねてみましょう。

Q:高知県から海を渡って広島県の福山平成大学に進学してきてくれたのはどうしてですか?
A:指定校推薦をもらえたことで、学費が4割免除されたことや、健康スポーツ科学科に兄が在籍していて、2人で生活ができることなど、経済的に余裕のなかった家庭の負担を少しでも減らせるようにと思ったからです。
Q:一般入試や共通テスト利用入試で受験しても成績優秀者は「特別奨学生A」に選ばれる可能性があります。やはり4割免除でとても魅力的ですね。

(「御幸祭」(学祭)に遊びに来てくれた親子の前で絵本の読み聞かせをする)

Q:4年間の大学生活ももう終わりですが、楽しかった思い出などどんなことがありますか?
A:大学生活で楽しかったことは、友人に福山周辺のいろんなところを紹介してもらったことです。特に「鞆の浦」が個人的に好きで、散歩をしようとブラブラしていたら道に迷い、1時間近く迷子になったのはいい思い出です。
Q:鞆の浦は今やっているNHK大河ドラマ「麒麟が来る」にも登場している室町幕府最後の将軍足利義昭が織田信長から逃れ、一時臨時幕府を設けた場所でもあるんですよね。あと坂本竜馬や崖の上のポニョなども縁のある地です。

(鞆の浦にて)

Q:大学時代に頑張ったことは何ですか?
A:大学時代に頑張ったことは、バイトを4年間続けたことやフットサル部のキャプテンを務めたことなどいろいろありますが、やはり1番頑張ったのは、採用試験対策の勉強だと思います。週5日でバイトしていた私は、深夜0時を過ぎてから、明け方まで勉強して、昼夜が逆転して生活リズムを取り戻すのに苦労しました。
Q:まさに苦学生ですね。

Q:採用試験についてはいつごろから勉強を始めましたか?
A:6月が試験だったのですが、前の年の11月ごろから始めて、本腰を入れたのは、4月ごろだったと思います。


Q: 採用試験についてどんなことをしましたか?
A:一次試験対策はとにかく過去問を解いたり、参考書を読んだりして、ひたすら勉強しました。二次試験の面接と模擬授業の対策は、先生と友人の前で練習しました。後輩たちには一次試験が通ったからといって、気を抜かず最後までやり切ってほしいと思います。

Q:最後に、どんな小学校教員を目指していますか?
A:目指す教師は、子どもたちに寄り添い、信頼し合える教師です。自分自身、小学生の頃にさまざまな悩みを持っていて、当時の先生がそのことに気付いて、相談にのってくださいました。最近は、子どもの悩みも多様化していると思いますし、なかなか自分の思いを表現できない子どもも多いと思います。子どもたちと信頼関係を築き、小さな様子の変化にも気付けるようにして、少しでも悩みを解消し、学校生活を楽しませてあげたいと思っています。
Q:自分が苦労した分、子どもたちには幸せな学校生活を送って欲しいですね。

「こどもによりそう先生になる!」~こども学科の合言葉どおりのいい先生になれそうな田頭君。高知に帰っても時々福山に遊びにきてくださいね!
 福山平成大学こども学科は、学生に対し情熱を持って向き合い、一人ひとりに丁寧な指導をおこなっています。


(教育実習での板書~きちんとできています)

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