学科ニュース

【こども学科】キャンパスは学びのフィールド

2021/05/31こども学科
先日、大学図書館へ向かいながら、静かなキャンパスを歩いていました。


「ああ、ツツジが満開でとても鮮やかだ。学生に絵を描かせたら上手に描くかな。」
そんなことを思いながら、さらに道を真っすぐ歩いていると…。
「ブーン」
扇風機のような音がします。
「換気扇?」
しかし、ここはキャンパスのど真ん中です。


一本木を過ぎて、次の木のあたりでもやはり「ブーン」と音がしています。
「何?」
音は木の方からしています。
保育者・教育者は、こういう時よく観察しなければなりません。
近寄ってみました。


「ブーン」
換気扇の音は確かに木の方からしています。
「えっ、何?」
もっと近づいてみました。


「あ、花が咲いている。」
いわゆる花びらっぽいものは見えませんが、確かに花です。
そして、その周りに沢山のミツバチが飛んでいました。
(写真でとらえられなかったけれど。)
無数のミツバチが、このクロガネモチの木の「蜜」に誘われて、とても沢山飛んでいるのでした。
そして、このミツバチの羽音が集まって、換気扇みたいな音をたてていたのです。

ちょっと、感動。
「そうか、今、旬なんだね。きっと蜜が最高に美味しいんだろうね。」
「こんな現象一つからでも、学生たちにいろんなことを学ばせられるな。」

思わず詩にするか、一句詠みたくなりましたが、急いでいたのでそのままです。

今後真っ赤な実をつけるだろうクロガネモチ。そこに確かに介在するハチの生態。
蜜を提供し、受粉を手伝わせる植物の戦略。
実が生れば今度はそれを鳥に食べさせ、他の場所に種を運ばせ、種族の繁栄を図る。
(実際クロガネモチは庭に植えてもないのに気が付くと生えている。)
そして、こんな働き者のミツバチというハチもいれば、そのミツバチを襲うスズメバチという攻撃型のハチもいるという自然界の不条理、厳しさ。

文学的な視点から、科学的な知識、生き方に関わることまで教えてくれる、オーガニックな教育環境が自慢の福山平成大学でした。
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