学科ニュース

2年次後期、3年次前期で在宅看護の講義がすべて終わり、8月末から「在宅看護学実習」が始まります。

　在宅看護は、地域で生活する人とご家族の生活の継続とQOL向上を目標に実施される看護で、「在宅看護学実習」は訪問看護ステーションをはじめとする地域の看護・介護サービス事業所で実習を行います。病院で行われる看護とは違って、住み慣れたご自宅での療養はご本人にとってはリラックスでき、家族と共に過ごせるというメリットがあります。

　そのような療養の場に入らせていただくわけですから、「在宅看護学実習」では、まず、家に入らせていただくという気持ちをもって、社会人として学生としてのマナーを守って訪問させていただくことを大切にしています。

　昨年度は新型コロナ感染症のため、臨地での実習ができませんでしたが、今年は訪問看護ステーションや地域の在宅関連事業所のご協力で学生全員が臨地で実習させていただく予定です。

　コロナ禍の中、実習を受けて下さった療養者さん・ご家族、事業所の方々への感謝の気持ちをもって、これまで大学内で学習したことを実習でしっかり活かせるよう、頑張ってきます。