学科ニュース

【看護学科】看護学科4年生を対象に、『医療者に求められるアピアランス(外見)ケア』を開講しました。

2021/10/26看護学科

10月18日(月)に看護学科の資格を持った教員により4年生を対象に、『医療者に求められるアピアランス(外見)ケア』が開講されました。

数年前までは医療の中に外見、つまり見た目をケアする観点は少なく、命が最優先でした。しかし近年、がんや疾患の治療を受けながら、それまでと変わらない日常を過ごすケースも多く、見た目へのケアの必要性が高まっています。
 講義では医療の中で求められるアザや傷、治療の副作用などを隠すことを目的とする「メディカルメイク」と心理学とメイクのスキルを合わせて心理面へプラスの作用を期待する「メイクセラピー」の考え方に基づいたお話をしました。

この講義の中では、医療現場で用いられるメディカルメイクアップ用のファンデーションやメイクセラピー用に販売されているアイカラーやチークをみんなで体験しました。
お店では販売されていないものばかりで学生は興味深々、楽しく充実した時間を過ごしてもらえたと思います。アピアランス(外見)ケアは心のケアであり、その人らしく生きるための大切なサポートの1つです。来年4月から現場で働く看護学生が、様々な外見上の問題に苦しむ方々に少しでもアピアランスケアとして関わってもらえる内容になったのではないかと思っています

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