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【こども学科】SDGsも見据えた「落ち葉ひろい」の授業開催白ゆり幼稚園さんと

2021/11/19こども学科

皆さん、こんにちは。
秋もすっかり深まってきましたね。
今日はこども学科の毎年の行事(授業)、「落ち葉ひろい」(第1段)の日です。
この授業は3年生の保育士・幼稚園教諭志望者が受講する「保育キャリア演習」の授業です。
今日は、白ゆり幼稚園の年少さんが福山平成大学・芝生広場にやってきてくれました。


芝生広場いっぱいに落ち葉が敷き詰められました。


この落ち葉を年少さんと一緒にあつめて、学生たちが準備していたフクロウさんに「羽」として貼り付けていくのです。
こんな感じに↓


わっ、これはまた大きな葉っぱをみつけたんだね!

中にはどんぐりやまつぼっくりに拘る園児さんもいて可愛いです。

園児さんと学生は2:1でペアを組み、一緒にひろって集めます。

新聞社さんも2社来てくださいました(中国新聞社さん、山陽新聞社さん)。ありがとうございます。
園児さんもインタビューを受けています。
このあと、こども学科の学生もインタビューされました。

最後に、SDGs/持続可能な社会の在り方について、本学科では次のように考えています。

 Society5.0に向け、社会はますます変わっていきます。こども学科もその教育をどんどん進めていますが、一方で持続可能な社会の実現も求められています。そのヒントは「自然」の中にあると考えています。デジタルとコンクリートの空間を抜けて、アナログとオーガニックな世界に学ぶことも大切です。
 そして、福山平成大学にはその教育環境があります。
 人類は自然を克服し続け、発展してきましたが、自然、環境、他者とどう「調和」して生きるのか、そこが大事です。自然の摂理から学ぶことは多いですね。春、草木が芽吹き、夏、緑が萌え、秋、実りの季節を迎え、やがて葉は枯れ、冬、眠りの季節を迎える。ここにも自然の摂理があり、我々もそこから「教え」として学ぶことは多いです。今回この「落ち葉」を教材として再生しました。
 落ち葉は、確かにごみで葉っぱの死体かもしれませんが、その姿はとても美しいものです。そこにも「終わったら捨てる」ではなく、再び命を吹き込むというものの見方があります。落ち葉は保育・幼児教育では、今回のような教材や「壁面構成(掲示)」としても再活用され、最後は土にもどり、次の命の糧となります。
 このような摂理を言葉や頭で理解するのではなく、「体験的に感性で学ぶ」ことが、幼児にも、保育者にも求められます。指導者として育てていくには、時間がかかる、回りくどい方法ですが、大きな花を咲かせるには、まず土を耕す必要があります。そこからしっかり教育していきたいと考えています。
 これはこども学科の教育理念でもあります。
 福山平成大学は「人間と自然を尊ぶ」ことも教育理念として掲げています。

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