学科ニュース

5月11日の福祉健康科学入門の担当は石橋亜矢先生でした。これまでの医療現場のキャリアを基に、患者・ご家族の希望を叶えた退院支援・調整についてお話し頂きました。

退院調整では、医療者だけでなく他の専門職の知識や技術，経験を支援に活かそうと，多職種でカンファレンスを実施し，退院後の生活に支障をきたさないように、入院中よりサポートすることで、この重要性を福祉学科の大学生は学んでいました。

事例の中には、受講者と同年代の子どもさんが、余命2週間の母親のためにサプライズで行われたコンサートを動画で視聴する場面もあり、受講生は涙を流しながら視聴されていました。

 最後にまとめとして、石橋先生から・・・

多くの患者様との関りがありますが、私1人では、患者さまの希望を叶えることはできません。

いつも、私の周囲には、多くの多職種　素晴らしい仲間がいてくれたからこそ、患者、ご家族様に　　最善のケアが提供できたのではないかと思います。

 生きた言葉の授業に感動しながら、多職種の重要性の意義について、理解を深められたと思う。