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【福祉学科 授業紹介】映画「紅の豚」からジェンダーを考える

2022/06/01福祉学科
福祉学科では、1年生を対象に「映画から考える社会福祉」という科目を開講しています。5月25日の授業では、ジブリ映画で人気の高い「紅の豚」を取り上げました。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」というセリフ、印象的ですよね。

この映画は1992年にスタジオジブリで制作されましたが、第一次大戦後のイタリアが舞台になっています。映画の中には、「私が女だから不安なの?それとも若すぎるから?」「意地も見栄も無い男なんて最低よ! 堂々と戦いなさい!」といった、男性とは・女性とは、を問うようなセリフが登場します。

今回の授業では、ジェンダー(社会的な 社会的・文化的につくられる性別)を切り口に、日本のジェンダーギャップ指数が他の国に比べ低いことや、近年進むジェンダーレスを取り上げました。また、同じ言葉でも関係性の中で伝わり方が変わるということも学びました。

ジブリ映画は名作ぞろいなので、見たことがある人も多いと思います。ちょっと視点を変えることで、新たな気づきも生まれますね。

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