学科ニュース
【福祉学科】 上下町の「通いの場」を支えます!
2022/06/02福祉学科
昨年取り組んだ、地域福祉課題解決演習をきっかけに、府中市上下町矢野地区の方と府中北市民病院の院長先生からお話をいただき、今年度は杉本ゼミ3年生と岡部ゼミ3年生が、上下町内にある「通いの場」をサポートします。地域には、高齢者が介護を必要とする前に、元気な状態を維持するために通う場所として、いきいきふれあいサロン等の「通いの場」があります。「通いの場」に出かける人は、そうでない人に比べて要介護状態になりにくいことがわかっています。また、一人で食事をするよりも会食をするほうが抑うつ傾向になりにくいことや、スポーツは頻度が多くてもグループで行っているほうが要介護になりにくいことも既存の研究で明らかになっています(kanamori,kai,kondo2012)。
上下町にはこうした「通いの場」がたくさんありますが、残念ながらそれを知らない住民の方も少なくありません。多くの人にまずは知ってもらい、参加してほしいということで、今回「通いの場マップづくり」「通いの場の資料集づくり」「新たな通いの場の展開」のご依頼をいただきました。
6月1日には学生が上下町を訪れ、まちを歩き、院長先生や保健師の方から取組みのねらいや学生に期待することについて伺いました。
これからどのようなものができるでしょうか。地域の皆さんのご期待に沿えるよう、頑張ります!

