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【福祉学科 卒業生紹介】妹尾佑哉さん(2018年度卒業)介護福祉士として介護現場で活躍しています!    

2022/06/07福祉学科

現場で活躍している卒業生にインタビューをしました。今回は、地域密着型小規模特別養護老人ホームサテライト松風園に勤務している妹尾佑哉さん(2018年度卒業)です。妹尾さんは、介護福祉士の国家試験に合格し、在学中、実習でお世話になった施設で働いています。

Q:卒業して何年経ちますか?

 A4年になりますね。

 

Q:今、仕事をしていてやりがいって何ですか?

 A:やっぱり入居者第一なんで、入居者さんの笑顔に一番(やりがいを)感じるんですけど、他にもいろんな委員会に入るようになりました。排泄委員会では利用者さんの尿取りパッドを見直したり、トイレで排泄ができるように工夫したりと、それもやりがいを感じました。今は、食事委員会に入っています。飲み込みが難しくなってきた入居者さんの食事形態を考えて変えたり・・。

 

Q:そんなときには、管理栄養士さんもいるのですか?

 A:管理栄養士や看護師の方と一緒に考えたり、自分から提案をして食事形態を変えてみたり。他にも、食事のときの環境整備や介助方法も考えたりしています。

 

Q:介護福祉士をとって役立っていることはありますか?

 A:介護の知識もそうですが、僕の場合は介護技術が役立ちました。ここ(サテライト松風園)では青山式の介護技術※を使っていますが、戸惑わずにできるようになりました。利用者さんには拘縮もありますがどういうふうに身体が動くのかとか、勉強していたら分かりやすくなります。

※青山幸広氏による介護技術

 

Q:介護過程やケアプランについてはどうですか?

A:3か月に1回の施設内のケアプランの更新やモニタリングにもかかわっています。僕が担当した人で、余暇生活の時間に課題があった人がいました。家族に聞いてみたら「ゲートボールをしていた」、「大会にも参加していた」って言われて。だったら家から(ゲートボールのクラブを)持ってきてもらって、他の利用者さんを巻き込んでゲートボール大会をしたり。そうしたらパッと顔が明るくなって、流ちょうにゲートボールのことを話してくれたり。そういう取り組みをケアプランに入れたいなって自分から提案して。最近はそれが一番思い出深いケアプランかな。

Q:福祉学科でよかったことを教えてもらっていいですか?

A:少人数教育だったのがよかったです。ここでは記録を書かないといけないけど、大学では時間をかけて記録の書き方教えてもらいました。実習指導や介護過程の時間がとても役に立ちました。

福祉学科を卒業し、それぞれの場所で社会福祉専門職として活躍している先輩たちをこれからも取材していきます。

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